京都新聞杯 新潟大賞典 NHKマイルC・結果

 土日の重賞の結果。まずは京都新聞杯
   1 (3)クレスコグランド
   2 (2)ユニバーサルバンク
   3 (10)サウンドバスター
   4 (7)ルイーザシアター
   5 (8)サンビーム
天候:晴 芝:良
優勝タイム:2.13.5(以下、ハナ・アタマ・1 1/4・クビ) ハロンタイム:12.5 - 11.0 - 12.3 - 12.4 - 12.4 - 13.2 - 13.1 - 12.3 - 11.2 - 11.3 - 11.8 上がり3F:34.3
 最後は非常に際どい勝負になりましたが、外から急襲したクレスコグランドが内側のユニバーサルバンクをハナ差交わしたところがゴールでした。おめでとう〜。道中は経済コースを取り、直線ではうまく外に出せましたね。実は同日の東京では、このレースの10分後に、近親にあたるトーセンレーヴプリンシパルSを快勝して、やはりダービーへの切符を手にしました。
 ユニバーサルバンクはゴール板前で凌いだようにも見えましたが、若駒S共同通信杯と同様に僅差の2着という残酷な結果に。瞬発力勝負は少々分が悪いですね。でも好素材ですから、近いうちに重賞タイトルは獲りますよ。3着サウンドバスターもなぜかすごく人気落としましたけど、前走の内容が良く、ここで勝ち負けまできたのはフロックではない。
 3歳世代最強の呼び声高いレッドデイヴィス(10着)は当日16キロの体重減。体調がドン底だった上に、レース翌日の日曜には右前脚の骨折も判明しました。タキオン産駒・・・。この試練を乗り越え、もう一度立て直して強い姿を再び秋に見せてほしい。
 日曜の新潟大賞典は被災地支援競馬。
   1 (2)セイクリッドバレー
   2 (10)マッハヴェロシティ
   3 (4)サンライズベガ
   4 (8)ヤングアットハート
   5 (7)シャドウゲイト
天候:晴 芝:良
優勝タイム:1.58.4(以下、クビ・1 1/2・クビ・1 1/4) ハロンタイム:12.6 - 11.2 - 11.8 - 11.6 - 12.1 - 12.1 - 11.9 - 11.7 - 11.2 - 12.2 上がり3F:35.1
 古豪シャドウゲイトが果敢に逃げて場内を沸かすなか、直線では5歳同期のセイクリッドバレーとマッハヴェロシティの一騎打ち。激しい競り合いを制したのは丸山元気騎乗のセイクリッドバレーでした。今まで重賞で2着3回(昨年の当レースも2着)。どうしても重賞の壁を越えられなかったのですが、得意の新潟でようやく重賞ウイナーの仲間入りです。おめでとう〜。丸山Jも重賞初制覇。
 セイクリッドバレーは暖かくなると稼働期なので、夏競馬に向けて楽しみですよ。
 NHKマイルCでは2歳王者が意地を見せて、先父サクラバクシンオー号に捧げるGI2勝目!本当におめでとう〜。バクシンオー、天国の牧場で泣いて喜んでいるのではないか・・・
   1 (1)グランプリボス
   2 (2)コティリオン
   3 (4)リアルインパクト
   4 (7)エイシンオスマン
   5 (8)プレイ
天候:晴 芝:良
優勝タイム:1.32.2(以下、1 1/2・3/4・3/4・クビ) ハロンタイム:11.9 - 10.7 - 11.3 - 11.8 - 11.9 - 11.3 - 11.4 - 11.9 上がり3F:34.6
 御承知の通り、グランプリボスは3歳に入ってから4着、3着。成長力に疑問符をつける向きもあったなかで、これで完全に雑音を封じることになるでしょう。昨年と同様、今年のNHKマイルCも内容は濃かったと思います(ラップ時計、全て10あるいは11秒台だ!)。200メートルを切ってからの力強い走りが印象的。
 コティリオンはスタートダッシュに失敗して大きく遅れた最後方からの競馬。でも、前が流れることを想定したのでしょう。無理に追いかけることをせず、最後の末脚に賭けた小牧Jの判断は正しかったでしょう。ただ、やはり位置取りの差は致命的でした。よくがんばりましたけどね。
 リアルインパクトは半兄のアイルラヴァゲインと同じく(05年)このレースで3着。