京成杯AH セントウルS・結果

   1 (2)フィフスペトル
   2 (7)アプリコットフィズ
   3 (3)レインボーペガサス
   4 (5)オセアニアボス
   5 (1)エアラフォン
天候:晴 芝:良
優勝タイム:1.31.9(以下、3/4・1・クビ・クビ) ハロンタイム:12.0 - 11.0 - 11.0 - 11.1 - 11.5 - 11.7 - 11.8 - 11.8 上がり3F:35.3
 前走は蛯名騎乗なのに好スタートを決めて見事な完勝を収めたフィフスペトルがようやく本領発揮して函館2歳S以来の重賞2勝目。おめでとう〜。素質はありながらももどかしいレースが続いていただけにこの勝利は嬉しいでしょう。前半のペースが速くて先頭集団が総崩れになる展開もプラスとなった。スランプが続いている実力馬アプリコットフィズもここに来てようやくらしさが出た。
 トップハンデを背負ったレインボーペガサスは結局最後は上位2頭に交わされてしまいましたが、関屋記念勝ちがフロックでないことを示した見せ場十分の素晴らしい走り。もう少し距離があっても大丈夫。後ろから猛然と追い込んできたオセアニアボスも最近パワーアップ著しいですね。南半球産の馬でキャリアの割には体が若さがある印象。
 エアラフォンはこういうスピード勝負が少し苦手そう。
   1 (2)エーシンヴァーゴウ
   2 (5)ラッキーナイン
   3 (1)ダッシャーゴーゴー
   4 (4)サンカルロ
   5 (7)テイエムオオタカ
天候:晴 芝:良
優勝タイム:1.08.5(以下、アタマ・1/2・1/2+ハナ・アタマ) ハロンタイム:12.2 - 10.6 - 11.3 - 11.3 - 11.0 - 12.1 上がり3F:34.4
 4位入線のグリーンバーディーが4コーナーで斜行して降着。ただ、パトロールビデオを観ると、たしかに外の3頭が揃って被害は受けているのだけど、果たして降着させるほどの悪質な走行妨害と言えるかどうか・・・。「お客様」である外国馬や騎手に対して容赦なく制裁を加えるようになってきているのは悪いことではないとはいえ。
 それにしても香港馬は2頭とも実力の片鱗は見せましたね。ただ、今回は割と緩やかなペースで流れて必ずしもスプリントが強いとは言えないラッキーナインがちゃんと付いていくことができたということも大きい。本番ではどうかな。
 エーシンヴァーゴウはこれで今年に入って5戦4勝と絶好調で、すっかり日本スプリント界の顔になってきました。おめでとう〜。ハイレベルだった北九州記念で3着。今回もそのメンバーの多くが出走してきたなか、他馬は若干生彩を欠いた。出来の良さをキープできていたのが大きかったと思います。夏にびっしり走っている分、これから本番に向けての体調管理が気になりますね。その点でダッシャーゴーゴーの照準はぴったり次走に。合格点の走り(でも騎手はもう少し考えがあってもいい・・・)。