秋華賞 エーデルワイス賞 デイリー杯2歳S 府中牝馬S・結果

 いつもはレース順に結果を書くところですが、今日はとにかく秋華賞が素晴らしかったので、まずは。
 アヴェンチュラ
 トールポピー号の全妹として潜在能力の高さでは世代屈指との評価を受けながらも、骨折で棒に振ってしまった春。女王が二頭誕生し、無冠にして実力上位と言われたホエールキャプチャの三頭で「三強」と世間では呼ばれて、アヴェンチュラ、雌伏の期間君は何を思っていただろう。
 秋に復帰してからは、君は漁火S(1着)→クイーンS(1着)と、他の有力馬とは全く違う路線を歩んで秋華賞に乗りこんできた。しかし、「三強」と君との相対的な力関係がどうなっているのか、誰も知らなかった。この秋華賞は「真価」が問われる戦いだと言われた。
 でも、私たちが間違っていたのだ。真価が問われていたのは、実は、君以外の馬の方だった。
 落胆の色を隠せない「三強」その他の娘を見て、「井の中の蛙」という言葉が一瞬頭をよぎる。
 文句のつけようのない完璧なレース。戴冠を心から祝福したい。
 そして、君の真価が問われるとしたら、それは同じく怪我で戦線離脱してしまったレーヴディソールとの再戦の時であろうということも君はおそらく気づいているだろう。
   1 (2)アヴェンチュラ
   2 (7)キョウワジャンヌ
   3 (1)ホエールキャプチャ
   4 (10)アカンサス
   5 (12)リヴァーレ
天候:晴 芝:稍重
優勝タイム:1.58.2(以下、1 1/4・1 1/4・1/2・クビ) ハロンタイム:12.2 - 10.8 - 11.6 - 11.8 - 11.9 - 12.2 - 11.9 - 12.1 - 11.7 - 12.0 上がり3F:35.8
 2歳ダート重賞(交流)@門別。
   1 (1)シェアースマイル
   2 (7)シーキングブレーヴ
   3 (4)ロクイチスマイル
   4 (6)ジョウノソナタ
   5 (2)フリスコベイ
天候:晴 ダート:稍重
優勝タイム:1.13.3(以下、1/2・1/2・クビ・クビ) 上がり3F:37.8
 シェアースマイル、おめでとう〜。父プリサイスエンド、母父キンググローリアスという血統ですが、血統表を見たら伯父に「タマルファイター」の名が。名前は聞き覚えがあったし、新潟3歳S2着の記録があったので、どういう馬だったかなと思って戦績見てびっくり。主戦は丸山侯彦騎手、つまり、今回シェアースマイルに乗った丸山元気騎手の父上ですね!不思議な因縁を感じます。
 次はデイリー杯2歳S。ここも因縁深い結果に。
   1 (4)クラレント
   2 (1)ダローネガ
   3 (3)ゲンテン
   4 (7)メイショウハガクレ
   5 (2)マコトリヴァーサル
天候:小雨 芝:稍重
優勝タイム:1.34.9(以下、1/2・2・1/2・1) ハロンタイム:12.1 - 10.9 - 11.5 - 12.7 - 12.5 - 11.4 - 12.0 - 11.8 上がり3F:35.2
 クラレントの兄は一昨年当レースを勝利したリディル。見事に兄弟制覇達成です。おめでとう〜。兄(父アグネスタキオン)に比べて、距離が延びても大丈夫そうな感じ。
 最後に府中牝馬S。どうしてこんな良いメンバーが揃っているの!?と思ったのですが、よく考えたら、このレースはGIIに格上げされていましたね。どうしてもGIIIの印象が強くて・・・。
   1 (5)イタリアンレッド
   2 (4)アニメイトバイオ
   3 (3)フミノイマージン
   4 (11)アスカトップレディ
   5 (7)コロンバスサークル
天候:晴 芝:稍重
優勝タイム:1.46.8(以下、クビ・クビ・1 1/2・クビ) ハロンタイム:12.6 - 11.2 - 11.6 - 12.3 - 12.4 - 12.1 - 11.3 - 11.5 - 11.8 上がり3F:34.6
 イタリアンレッドおめでとう〜。涼しくなってくるとなぜか成績が上がらなくなる馬なので、今日のこの季節外れの暑さはプラスに働きましたねw アパパネは大敗(14着)。楽に追走していて、道中や直線でも全く不利がないように見えたのですが、どうしたのか。