金杯・結果

 改めまして、明けましておめでとうございます。年の始めのためしとて、東西の金杯が今年も無事に開催されました。
 今年はイケドラゴン(中山金杯)、ショウリュウムーン、ヤマカツハクリュウ京都金杯)と「辰年」にちなむ馬が3頭も出走し、めでたさもひとしお也、新春競馬。
 まずは中山から。掲示板に乗った馬は全て騎乗に過失がなく、力を出し切ったと言えるのではないでしょうか。良血フェデラリストはこれが重賞初制覇。おめでとう〜。追い出しをじっと待ってから直線で末脚が爆発という前走と同じような内容で強かった。
   1 (2)フェデラリスト
   2 (4)ダイワファルコン
   3 (5)コスモファントム
   4 (6)エーシンジーライン
   5 (3)エクスペディション
天候:晴 芝:良
優勝タイム:1.59.4(以下、クビ・2 1/2・3/4・ハナ) ハロンタイム:12.5 - 11.3 - 13.1 - 12.0 - 12.4 - 11.7 - 11.8 - 11.7 - 11.4 - 11.5 上がり3F:34.6
 1着のフェデラリストは母ダンスインザムード号、2着ダイワファルコンは母ダイワルージュ号ということで、ダンシングキイ一族とスカーレットブーケ一族という日本を代表する名門によるワンツーフィニッシュ。2012年中央競馬は華やかなスタートを切りましたね〜。
 ただ、その華やかさの裏で、今年の古馬戦線に新風を吹きこむはずだったアドマイヤコスモス(1番人気)が骨折・・・現役続行できるのかどうか心配です。半兄アドマイヤフジ号が連覇したレースだけに関係者の期待も高かったでしょうけど・・・
 京都。こちらは明け4歳がワンツー。これはこれで先が楽しみになる結果といえます。
   1 (3)マイネルラクリマ
   2 (2)ダノンシャーク
   3 (10)アスカトップレディ
   4 (4)ショウリュウムーン
   5 (1)サダムパテック
天候:晴 芝:良
優勝タイム:1.32.9(以下、1 1/4・クビ・1/2・ハナ) ハロンタイム:12.2 - 10.5 - 11.1 - 11.9 - 11.9 - 12.0 - 11.5 - 11.8 上がり3F:35.3
 マイネルラクリマは強かった。最後の最後までペースが落ちない展開のなかで好位を追走。先頭集団の脚が止まったところで力強く抜け出して後続馬に影を踏ませなかった。どんな時も相手なり、でもワンパンチ足りないと評されていただけにここでの完勝は嬉しいでしょう。おめでとう〜。
 ダノンシャークサダムパテックをマークに行ってしまったのが敗因のようで、仕掛けがもう少し早かったら、と悔やまれるところ。