久しくあるべし、Cask九年目

 ブログを始めた時は、いつやめてもいいや、忙しいし、くらいの軽い気持ちだったのですが、九年目に突入するとさすがに愛着というか執着の心が強く、死ぬその時まで書き続けてやろうかとふと思ったりもします。
 正直なこと言うと、いろいろなことで、ブログなんて書いている場合じゃないだろ、という時期もありました。それでもここまで続けられたのは、ひとえに読者のみなさまの激励と御愛顧のおかげです。衷心より御礼申し上げます。
 「九」と「久」は漢語では同音です。これからも久しく続けられるよう、暖かく見守ってくだされば幸いです。
 というわけで、2011年8月〜2012年7月の総集編。
 ・・・なのですが、もうお気づきでしょうけど、ここ1〜2年は[読]カテと[雑]カテ以外の記事はほとんど書いていないのですよね。なので、従来の方式を変更して、[読]カテ・[雑]カテ・それ以外の3分野にわけることにします。
 振り返るとどれも思い入れはありますが、ここはちゃんと厳選するつもりで・・・
 [読][雑]カテ以外

グッドリブさんによる「ワインの保存・開栓のポイント」が簡潔にまとまっていて便利 - Cask Strength

出土した中世のくつわと絵巻に描かれたくつわ――付・『マルチ言語版 絵巻物による日本常民生活絵引』 - Cask Strength

「あの曲は何?あの時によくかかるアレの音楽一覧」に便乗して少しだけ補足 - Cask Strength

 さらに補足:サッカー日本代表戦でサポーターが熱唱している歌の原曲

「化学猫」(化け猫じゃないよ)が面白い - Cask Strength

 「化学猫」再び! - Cask Strengthもどうぞー

「日本書記」はまとめて直したほうがいい、と、その他注意喚起 - Cask Strength

 こういう問題は図書館業界ではいろいろと真剣に議論されています。一例:第151回ku-librarians勉強会 : 「CiNii Booksに見る学術情報サービスの理想と現実」「書誌データベースの漢字処理 -谷と穀は同じ字か-」 - Togetter

「生苦」と「未知生」 - Cask Strength

 [雑]カテ

教師への感謝状 - Cask Strength

学会の研究発表会に行くメリット――声に出して読みたい学術用語 - Cask Strength

 この類の話題はいくらでもある。一例:「金日磾」の発音について|Colorless Green Ideas

語源や原義でポジショントークをすることのいかがわしさ - Cask Strength

 この誘惑に負けそうな時もあるというのは正直に認めますけど。

学位請求論文口述審査での "Snake Fight" についてのFAQ - Cask Strength

 ↑今期最も多くのはてブusersを集めた記事でした。
 [読]カテ

『捜神記』に言及される「顛倒符」について - Cask Strength

 参考:研究紀要「大東書道研究」/研究活動|大東文化大学 書道研究所

古典文学に見られる吃音の実例 - Cask Strength

写本・古文書で読み誤りやすい漢字(『くずし字用例辞典』より) - Cask Strength

2011年、今年読んだ知的向上心をかきたてる本5冊 - Cask Strength

写本で分注の文字数カウントを誤った時の処置 - Cask Strength

正倉院仮名文書は「全文一字一音式」ではない - Cask Strength

『隋書経籍志補』の紹介 - Cask Strength

今回近デジに新たに収録された書籍のなかからいくつかピックアップ(1) - Cask Strength

 今回新たにインターネット公開された書籍のなかからいくつかピックアップ(2) - Cask Strength今回新たにインターネット公開された書籍のなかからいくつかピックアップ(3) - Cask Strengthもどうぞ。