夏の八ヶ岳(1)

 人づかいの荒い職場から受けるストレスが限界に達したので、癒しを求めてまた八ヶ岳高原ロッジ(霊峰八ヶ岳の麓の八ヶ岳高原ロッジに行ってきました(1) - Cask Strength)に行ったよ。
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 今回初めて気づいたのですが、JR小淵沢駅の屋上は展望台になっていて、富士山、南アルプス八ヶ岳を見渡すことができました。空気がおいしくてすごく気持ちがよかったので、次行った時に天気が良ければ弁当を買ってここで食事したい。
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 いやーそれにしても美しい新緑ほど、すさんだ心を救うものはないねー。
 (実は3月にも行ったのですが、その時はまだかなりの積雪でした)


 今回八ヶ岳に行った主目的の一つが音楽堂でのリサイタル。チェンバロの生演奏を聴くのは、実は、初めてだったのです。
 八ヶ岳高原ロッジ・八ヶ岳高原海の口自然郷
 素人のオレがうだうだと説明してもラチがあかないので、↑の紹介動画とジュニアガイドを御覧あれ。
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 この屋根の装飾・・・!息の呑む美しさでした。
 チェンバロって、悲哀を帯びた曲も、心弾む明るい曲も、音色に湿っぽさと広がりがあるのがとても良いですね。同じ楽器を奏でているのか?と思わせる豊かな表情が響きにあって、とりこになってしまいました。恥ずかしながら今回初めて知ったのですが、チェンバロって弦楽器(撥弦楽器)なんですね。あの優しく広がる残響はそこから来ているのか、と納得したよ。
 なお、当日の演者は鈴木愛美さん。堂々とした演奏で、将来を嘱望される大物感がありましたが、とてもチャーミングな方でした(「ハイドンは『音楽の父』・・・あれ?『母』?どっちでしたっけ?」w)。はやくメジャーデビューできるといいですね!


 夜。天気が回復するという予報だったので、あらかじめ用意していたスマホ用の簡易三脚(3COINS)を持っていって、星空撮影に挑戦したよー。使用したアプリは「星撮りくん」(「星撮りカメラくん」の使い方&撮影のコツ | iPhone/Androidスマホアプリ - ドットアップス(.Apps))。
 ↓これ見てくださいよ・・・!語彙力がなくて申し訳ありませんが、マジで感動した。
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 23:00頃、東南の空。当日は満月に近くて夜空が明るいという悪条件だったのですが、見よ、夏の大三角形がこんなに鮮明に撮影できた・・・!
 織姫と彦星の間が薄くぼんやりと白みを帯びているのは雲ではなくて天の川ということにしておこうw
 天の川 安の渡りに 船浮けて 秋立つ待つと 妹に告げこそ