秋の八ヶ岳(1)
前回訪れたときは風薫る初夏(夏の八ヶ岳(1) - Cask Strength)。それから季節は進み、肌寒い晩秋の11月に再訪しましたー。
黄葉かつ散る。しかし、カラマツにはまだだいぶ葉が残っていて、陽光を受けて鮮やかに輝いていました。
(https://f.hatena.ne.jp/consigliere/20190618212331 と同じ構図で)
そして、カラマツのてっぺんに孤高のカラスが・・・!
烏王「ヒトどもよ、『烏合の衆』ということばがあるようだが一体どういうことかね?」
それにしても、柔らかい落ち葉を踏みながら歩くのは本当に気持ちいいですね。(美鈴池に向かういつものお散歩コース)
美鈴池から八ヶ岳連峰を望む。あら、逆光だな、残念・・・と思って撮ったのですが、結果オーライ、かえって神々しく見えますね。横岳から力強く立ち上る雲気がまるで龍のようだ。
ツルウメモドキの実は黄色と赤のコントラストがとてもかわいらしい。
かわいい実といえば、マユミ。それにしても、こんなにかわいいのに、マユミの実を詠んだ歌や物語の場面がほとんどないというのが不思議です。「まへ近き透垣のもとに、をかしげなるまゆみのすこしもみぢたるををらせ給ひて」(『和泉式部日記』)などとあるので、弓材であるというのとは別に、近くに植えて愛でるような樹だったとは思うのですが。
「秋の八ヶ岳(2)」では、せせらぎの小径をとりあげます!