秋の八ヶ岳(2)

 前回の記事(秋の八ヶ岳(1) - Cask Strength)から更新が遅れて申し訳ありませんでした!秋の記事が完結する前に「冬の八ヶ岳」に行ってしまった・・・w(こちらはまた年明けに記事にしますね)
 二日目は散策コースの一つ「せせらぎの小径」に行ったよ!
 このせせらぎは千曲川の支流の一つである杣添川(そまそえがわ)のこと。いつからこの名があるのか知りませんが、この一帯が別荘地として開発される前から杣(植林地)だったのですね。
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 実はここを歩くのは初めてではなく、夏にも訪れているのですが、この時はゴールにたどりつくことができなかったのです。杣添川遊歩道からそのまませせらぎの小径に入ったのですが、なぜか途中で道に迷ってしまって・・・。地図を見ても、迷いようがないように思える一本道。しかし実際に歩いてみると、途中から獣道のように細くなって笹が進路を見えづらくし、進むほどに川の流れの音が小さくなって不安に駆り立てられまして・・・。
 しかも道中では地図にはない分起点があり、そのたびに一方には「こちらは私有地なので立ち入り禁止」といったような札が立っていて、それをやり過ごすこと、ン回。「・・・これ、まさか、ループしてる?」という恐怖感を覚えたね。この時点で踏破を断念して引き返しました。
 さて、今回は遊歩道から入っていくのではなく、美鈴池方面から下っていったのですが、そうしたらなんと、何の問題もなくゴール地点に到着してしまいましたw 夏の時は、さては、狐の仕業か・・・?
 そこで目にしたのは想像していた以上の水量の早瀬でした!夏だったらほかに観光客がいただろうし、雪が積もるようになったら川が冬枯れするだろうし、本当に最高のタイミングで来ることができた。
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 ブログ記事にうまく動画をアップできなかったので、ついーとを貼り付け。

 清冽とはまさにこのことか。今度来るときは靴をしっかりと準備してもう少し上流に登りたいです。
 帰りは杣添川遊歩道のほうへ。途中、右手の崖の下から枝が折れるような物音がして、驚いて視線を向けると一匹の大きな鹿が雑木林をかきわけてぴょんぴょん飛び跳ねて去っていきました!思わずひるんでしまうような迫力でしたねー。でも鹿のほうこそ人間が怖かっただろうね。ごめんよ。
 その時の画像は、もちろん、ない。一瞬の出来事なんだから仕方ないだろ!
 というわけで、かわりに(脈絡はないけれども)愛すべきほよ先生の画像で締めにしますw