フェブラリーステークス・予想

2005年G1戦線の幕開け。春の砂の王者となるのは――
  ◎ ヒシアトラス
  ○ ユートピア
  ▲ パーソナルラッシュ
  △ メイショウボーラー ストロングブラッド ヘヴンリーロマンス シーキングザダイヤ
御覧の通り、穴狙いです。本当はメイショウボーラーが不動の軸、と言いたいところなのですが、前売りオッズが1.9倍?いくらなんでも寡占であって、この尻馬に乗るのは大変危険だ。そこで、今回は1番人気と2番人気(アドマイヤドン)は薄め。去年の暮れから衰えが顕著なドンに対しては、印もつけません。
ここは平安S組・東京大賞典組から考慮するのが定石。そのなかでは、師走S(オープン)1着→平安S1着という抜群の安定感を示したヒシアトラスを推すしかない。東京の経験がほとんどないことが不安材料ですが。
東京大賞典2着のユートピアを○に。南部杯アドマイヤドンに先着し、この距離での強さを見せた。今日も馬場はかなり渋っているようなので、こういう先行馬には有利に働くと考えます。
パーソナルラッシュは賭けですね。好スタートを切ってしまった(?)場合のことを考えて、必ず買っておいたほうがいいです。この方、ゲート入りさえ無事にこなせば、エルムSやダービーグランプリのときのように、手に負えない強さ。もっとも、エルムSのときは軽斤量・ダービーGPのときは相手弱し、ということなので、相手が一気に強化されたここでは連下か。
メイショウボーラーが△止まりなのは、さっきも言った通り、人気集め過ぎで、単に「嫌な予感」というやつです。この距離なら日本最強だと思います。ただ、東京での1600は、タダの1600ではないですけどね(要スタミナ)・・・。シーキングザダイヤは、必ずしも適性距離とはいえない前走の川崎記念で、あの距離がベストのタイムパラドックスを苦しめたのは評価できる。今回はシーキングザダイヤの好きな距離ということで立場逆転。パラドックスは、疲れもあるだろうから無印。
このなかで真の穴馬といえば、この二頭かもしれない。ストロングブラッドは、かなりいいはずです。なぜ人気が低いのかがわからないくらいです。この重い馬場は歓迎でしょう。それになんといっても、テイオー産駒!これで応援しなきゃファンの名折れ。ヘヴンリーロマンスも、ダートの経験がほとんどない(1戦1勝。2年前)ので、圧倒的に不利ですけど、追い込みの映像を見て一目惚れ。
予想はこんな感じですけど、最後に一つだけ。地方馬が一頭も出てきてないのは、わさびの入ってない寿司みたいなもので、味気ないですよ・・・。アジュディミツオーも、ドバイに行く前にここ使っても良かったかも?