2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

春の色(3)

↓この花、何かわかりますか? 正解はブルーベリーです!

本棚メモ

『藤原宮木簡 三』(八木書店)が出ていると思うのですが、はまぞうには未登録でした。世界へひらく和歌 言語・共同体・ジェンダー作者: ハルオ・シラネ/兼築信行/田渕句美子/陣野英則編,ハルオ・シラネ,兼築信行,田渕句美子,陣野英則出版社/メーカー: 勉誠…

おしらせ

しばらくの間少々不便な生活をしているので、更新が滞るかもしれませんが、私は無事です!

本棚メモ

日本思想史講座〈1〉古代作者: 苅部直,佐藤弘夫,末木文美士,黒住真,田尻祐一郎出版社/メーカー: ぺりかん社発売日: 2012/04/20メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (2件) を見る平安朝漢文学史論考作者: 後藤昭雄出版社/メーカー: 勉誠出版…

春の色(2)

紫色のハナニラですが。春の色 - Cask Strength デジカメのホワイトバランスを調整したら、やっと肉眼で見た感じに近い色合いで撮ることができたよ(実際はもっと紫が勝っているのですけど)。 淡い青っぽい子たちもいて、三種類それぞれ庭で棲み分けをして…

春の色

庭が彩り豊かになってきた。それにしても、枯れてしまった沈丁花は、毎年この季節になるといつも哀惜する。 ドウダンツツジ。 スオウ。 ボケ。 ハナニラ。薄紫色の子たちはうまく撮れなかったので、まずはこの子たちを。 そして、今日ハナミズキ一輪咲いたの…

奥付の書名と表紙等の書名が異なるとき(2)――「博士」と「先生」

奥付の書名で登録すべきではないか - Cask Strengthの一件とは別に、つい先ほど気付いたものですが、平安朝文学研究―作家と作品 (1971年)作者: 岡一男,早稲田大学平安朝文学研究会出版社/メーカー: 有精堂出版発売日: 1971メディア: ?この商品を含むブログ (…

本棚メモ

今週は青簡舎から日向一雅氏編『源氏物語の礎』、平田英夫氏編『御裳濯革歌合 宮河歌合 新注』が出ましたし、研文出版からは大上正美氏『六朝文学が要請する視座』、竹林舎からは錦仁氏編『中世文学と隣接諸学6 中世詩歌の本質と連関』が刊行されましたが、…

「もし二十歳で気がついたのならば・・・」(『朱子語類』巻七)

遅ればせながら手にしたよ。『朱子語類』訳注〈巻7・12・13〉作者: 垣内景子出版社/メーカー: 汲古書院発売日: 2010/11メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る ・・・昔の人は子供が食べたりしゃべったりできるようになるとすぐに…

琉球の船が運んでいた書籍(「『耽羅紀年』に見える琉球関係記事」)

済州島の歴史・地理について記録した書『耽羅紀年』(金錫翼著、1918年刊)の名を知ったのは、金関丈夫「『耽羅紀年』に見える琉球関係記事」(『琉球民俗誌』法政大学出版会、1978年。初出1956年)によってでした。 清朝に入って、次の記事がある。 庚戌、…

本棚メモ

講会の文学 (山田昭全著作集)作者: 山田昭全出版社/メーカー: おうふう発売日: 2012/02メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 山田昭全氏の著作集が刊行されていたこと知らなかった! http://shop.ohfu.co.jp/cat004_001.html ちゃんとチェック…

発見された正倉院流出文書の読み下し文と簡注

http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20120407-OYT1T00471.htm 大日本古文書巻二十五、230〜231頁所収の文書の現物が見つかりまして。(画像は【データベース選択画面】より) いま調べたら、嶋主はこれ以外にも写経所関係文書に何度か登場して…

「あの曲は何?あの時によくかかるアレの音楽一覧」に便乗して少しだけ補足

あの曲は何?あの時によくかかるアレの音楽一覧 - Commentarius Saevus 謎な物が急に出て来た時の例のサスペンス音楽 Vangelis "Spiral" 楽しげな入場曲としてよく使われる。みんな聞いたことあるだろうけど、バンド名もタイトルも知らないだろう Manfred Ma…

Googleで「清明節」と検索すると柳が検索結果画面に

今日は清明なのですが、Googleで「清明節」と検索したら、あら素敵。 「青青点点柳緑 雨落紛紛清明 谷歌」 落款の「谷歌」というのはGoogleの中国での宛て字。 今まで気付かなかったけど、他の節日でもやっているかもね!

本棚メモ

今年度最初の本棚に入れたい新刊書リストです。よろしくお願いします。近代日本における書への眼差し―日本書道史形成の軌跡作者: 高橋利郎出版社/メーカー: 思文閣出版発売日: 2012/02/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る …

続・『平安朝の生活と文学』の「編集部注」――六条御息所の霊と、現代の憑き物おとし

結構あるのかなと思いきや、ざっと通覧した限りでは3箇所に付されたのみでした。見落とし御容赦。 http://d.hatena.ne.jp/consigliere/20120113/1326457923 一個見落としていました!ごめんなさい。 さて生霊・死霊はいわゆる怨霊であって、『源氏物語』に、…