2007-02-27から1日間の記事一覧

老い

六朝時代の大詩人、謝霊運に「彭城宮中直感歳暮」(彭城の宮中に宿直して、年の暮れに物を思う)と題する詩がありまして、そこに、 修帯緩旧裳 素鬢改朱顔 とあります。「素鬢」というのは白髪、「朱顔」は紅顔と同じで、要するに若い顔。――長い帯も着古した…