2012-02-29から1日間の記事一覧

梅の花それとも見えず雪のふれれば

我が背子に 見せむと思ひし 梅の花 それとも見えず 雪の降れれば (『万葉集』巻8・1426、山部赤人) 数年暖冬が続いていたので、雪裏梅を見ることができるとは。 花の色は 雪にまじりて 見えずとも 香をだににほへ 人の知るべく (『古今集』冬・小野篁)