三七〇四 もみち葉の 散らふ山辺ゆ 漕ぐ船の にほひにめでて 出でて来にけり 三七〇五 竹敷の 玉藻なびかし 漕ぎ出なむ 君がみ船を いつとか待たむ 右の二首、対馬の娘子、名を玉槻といふ 三七〇四と、三七〇五は、宴に侍した土地の遊行女婦玉槻の歌である。…
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