祝・ダンスインザムード優勝、アサヒライジング準優勝

 ダンスインザムードが CashCall Invitational Mile(米国GⅢ)を完勝(レースレコードを更新)!おめでとう〜。American Oaks 2着の雪辱を果たしました。そして、今年の American Oaks ではアサヒライジングが果敢な走りを見せ、優勝馬(Wait a While)からは結構離されてしまいましたが、Arravale を1/2馬身差おさえて2着を確保!ハリウッド競馬で日本乙女が大きな足跡を残すことになりましたね〜。涙が出そう。
 特にダンスインザムードの場合はサンデーサイレンス産駒ですから、アメリカ人にとっても感慨深い勝利になったはずです。こういう形で米国競馬に恩返しができて、本当に良かったと思います。アサヒライジングは、去年のシーザリオと同様に、サンデーサイレンスの孫。ただし、母父が Sadler's Wells という「外来種」のシーザリオに対して、アサヒライジングの母方には五冠馬シンザン号の血が入っているので、特に思い入れがあります。
 サンデーサイレンス系の種牡馬はもうノーサンキューという感じですが、サンデーサイレンス系の繁殖牝馬はいくらあっても困りません。この2頭には、日本競馬の現在だけでなく、未来も担ってもらわなくては・・・。そういえば、ラムタラ号が安値で故郷の英国に売却されたというニュースも飛び込んできました。サンデーサイレンスの子の世代、孫の世代の繁殖牝馬はたくさんいますから、配合次第では大物輩出の可能性もまだまだ十分にあった*1と思うのですが、ダメでしたか・・・。
 なお、 American Oaks 優勝馬 Wait a While の血統は、父 Marias Mon 母 Flirtatious(母父は A.P. Indy)。

*1:とはいえ、ラムタラ自身 Northern Dancerインブリードがあるので、世界のどこに行っても花嫁候補は限られてしまうのですが。