指輪物語

 Dallas Mavericks 初優勝おめでとう!全米を味方につけたチームが「悪玉」チームを成敗するという勧善懲悪劇が昨日終わりました。
 LeBron よ、今まではずっと敗北を他人やチームのせいにすることができただろうけど、今はどんな気持ちだろうか。「6連覇、7連覇できる」とシーズン前に豪語していたチームに所属しながら自身が足を引っ張って・・・

三つの指輪は、空の下なるエルフの王に、
七つの指輪は、岩の館のドワーフの君に、
九つは、死すべき運命の人の子に、
一つは、暗き御座の冥王のため、
六つのNBA優勝リングは、Michael Jordan に、
そして、LeBron James には・・・

 不徳の致すところ、とはまさにこのことか、とw
 そこまで言わなくても良いだろうと思うこともごくたまにありますが、やはり何と言っても、去年の移籍騒動の後味の悪さがずっと尾を引きましたね。1時間の特番をテレビで組んで移籍を発表するという、Cleveland 市民の心情を大いに傷つける行為に及んだ挙句(違うやり方であればここまで批判を受けることはなかったはず)、シーズン前とシーズン中も LeBron の傲慢な振る舞いが大々的に報道されてきた。
 今回も敗退後の記者会見での発言やツイートが物議を醸していて、この極悪ヒールという役回りは当分続きそうです。
 NBAマーケティング部門は大喜びしているでしょうね。プロレスがそうですけど、憎むほど愛されているヒールがいるからこそ試合は盛り上がって興業は成功するということでw