あと一冊で完結するシリーズ

　あらかじめ刊行予定が公表されている素晴らしい叢書が未完のままで時が経過していくのは、なかなか残念なものです。吉川弘文館さんの「日本歴史叢書」シリーズや、平凡社さんの「絵は語る」シリーズのような。

（この後四頁にわたって書目が続き、最後には「書目は今後逐次追加いたします」と。たとえばこれが完結していれば、どれだけ学術界に貢献したことか！）
　あと一冊出れば完結する叢書や続き物の書籍、というものがあります。刊行のあかつきには乾杯しよう、と皆で言いつつ、やきもきしています。思いついたものをご紹介しようと思ったのですが・・・
　

　悩みましたが、個別の事情については関知していないものも多く、備忘用に記録しておくことは意味のあることではないかとも思いました。古書店等で「なんだこれ揃いじゃないじゃん」と素通りするという悲劇を防ぐこともあるでしょう。
　それに、CiNii 図書 - 国史大系書目解題、CiNii 図書 - 世界古典文学全集、CiNii 図書 - 日本書紀朝鮮関係記事考證、CiNii 図書 - 中国の名詩鑑賞等々、「もはやこれは・・・」と思っていたものが完結することもありますし！
　というわけで、まったく他意なく紹介していくだけですが、今の時点で気づいたものは以下のものだけなので、ほかにもたくさんあると思います。あるいは、刊行予定がすでに変更されているものも含まれているかもしれません。御教示ください。思い出したら追加していきます。