マーメイドS・結果 付2歳戦レビュー

  1 (3)エーシンダームスン(Diesis×ミッションガール 母父 Deputy Minister
  2 (5)アンソロジー
  3 (1)コンゴウダイオーFasliyev×Bonita 母父 Primo Dominie)
スピード自慢の外国産馬コンゴウダイオーは最後伸びず。エーシンダームスンは良い馬ですね。勝ち時計 1.10.7 は、第9競走の3歳上500万下の時計(1.11.1)よりも速いです。父 Diesis 母父 Deputy Minister といえば、懐かしいマルカダイシス号と同じ血統構成。

  1 (1)クーヴェルチュールブラックホーク×ヒカリクリスタル 母父ラッキーソブリン
  2 (3)マイネヴェロナ(スペシャルウィーク×ダイワジュリエット 母父 Red Ransom
前評判の高かったクーヴェルチュール *1 が人気に応える。マイネヴェロナもよく迫りましたが、あと一歩。その母父 Red Ransom は産駒に Electrocutionist が出て昨年度から評価急上昇の種牡馬ですね。もともと優れた牝馬を産み出してはいたのですが。

  1 (1)オースミダイドウスペシャルウィーク×ストームティグレス 母父 Storm Cat
  2 (2)マイネルカーロ
仕上がりの違いがはっきり現われましたね。余裕勝ち。Tejano の甥で、母方は明らかに早熟・短距離血統なのですが、そこに重厚な血統背景を持つスペシャルウィークの血が入って、仔はどうなるか。ちょっと楽しみ。
さて、マーメイドSですが、本命馬プリンセスグレースは最後の直線、目の前で斜行されました・・!いずれにせよ、予想は大外れです。
  1 (9)ソリッドプラチナム
  2 (3)サンレイジャスパー  △
  3 (11)オリエントチャーム
  4 (2)マイネサマンサ  △
  5 (14)シールビーバック
天候:晴  芝:良
優勝タイム:2.01.1(以下、ハナ・クビ・クビ・1/2) ハロンタイム:12.6 - 11.2 - 12.5 - 12.4 - 12.3 - 12.8 - 11.8 - 11.4 - 11.7 - 12.4 上がり3F:35.5
(◎(7)プリンセスグレース、11着。○(1)ヤマニンシュクル、8着。▲(6)トウカイラブ、7着)上位3着までを占めた馬の斤量は、49キロ・51キロ・51キロ。有力馬との斤量差を活かしましたね。それにしても、ソリッドプラチナムはほぼ最後方から、しかも外に出してからの追い込みで、よく差せましたね!前走の白百合Sエムエスワールドにクビ差2着、上がり34.7秒というのはまぐれではなかったということですね。ここでも古馬相手の勝利ですから、秋が楽しみです。おめでとう〜!
そして、なんといっても、ステイゴールド産駒による重賞初制覇!これは素直に祝福したい。

*1:京王杯を勝ったスキップジャックの半妹。