京王杯SC ヴィクトリアマイル・結果

 先週の信じがたいハイペースから生まれた信じがたいレコードタイムに続き、土曜も不可解なまでに速い時計でレコード決着。東京の芝どうなっているのでしょうか・・・。今日のマイルGIは割と普通でしたけど。
   1 (10)サンクスノート
   2 (5)マルカフェニックス
   3 (3)アーバニティ
   4 (1)エーシンフォワード
   5 (7)スズカコーズウェイ
天候:晴 芝:良
優勝タイム:1.19.8(以下、クビ・1/2・2・クビ) ハロンタイム:12.6 - 10.9 - 11.1 - 11.3 - 11.1 - 10.9 - 11.9 上がり3F:33.9
 今週からBコースに替わったということで前残りが警戒されていた通り、直線に向いてから先頭と2番手を走っていたアーバニティサンクスノートのスピードは落ちなかった。3番手以下は苦しかったですね。エーシンフォワードも4番手の位置から33.6秒という悪くない上がりの脚を使っているのですが、勝ったサンクスノートも33.8秒ですからもうお手上げ。あたかも伸びを欠いていたかのように見えていたのはかわいそうでした。次走評価を下げる必要はない。
 それにしても勝ったサンクスノートは今年に入ってからの不調(オーシャンS7着、阪神牝馬S10着)が嘘のような大化け。相手関係は比較的楽になりましたし、東京替わりは有利に働くであろうと見られてはいたのですけど、低人気を覆しての重賞初勝利は本当に嬉しいでしょうね〜。おめでとう〜。
 前走、前が壁になって脚を余したマルカフェニックス。今回はその強烈な末脚を存分に発揮しましたが、やはり位置取りが悪かった。
 さて、VMですが、一番人気に推されていたブエナビスタの鞍上横山は正直焦ったのではないでしょうか。あの後方からよく届きましたね。ドバイ帰りのぶっつけ本番で体調管理等大変だったのではないかと思いますが、ブエナビスタの底力には脱帽です。これでGI4勝目、本当におめでとう〜。
   1 (1)ブエナビスタ
   2 (8)ヒカルアマランサス
   3 (11)ニシノブルームーン
   4 (2)レッドディザイア
   5 (4)ブロードストリート
天候:晴 芝:良
優勝タイム:1.32.4(以下、クビ・3/4・ハナ・アタマ) ハロンタイム:12.2 - 10.6 - 11.0 - 11.7 - 12.0 - 11.6 - 11.3 - 12.0 上がり3F:34.9
 内外の内側になったヒカルアマランサスはゴール直後は勝ったと一瞬夢を見たのではないでしょうか。瞬発力はさすがこのメンバーでも上位だけあって、惜しかった。輸送のせいか体重を8キロも減らしていたのが痛かったようで、馬体を維持さえすればGIでも十分戦えると思えます。
 レッドディザイアも遠征帰りで苦しかったなか、ほとんど差なしの4着ですから、「二強」の名には恥じない走りでした。今回も少し折り合いを欠いたのかな。ライバルのブエナビスタが距離延長でも歓迎なのに対して、こっちはちょっと難しいですね。