福島牝馬S フローラS アンタレスS 皐月賞・結果
頭痛を気合で(?)治しました!
昨日と今日の結果を一気に。昨日は各地で雨の開幕初日となってしまい、難解になったのではないかと思います。
1 (9)フミノイマージン
2 (5)コスモネモシン
3 (3)ソウルフルヴォイス
4 (7)オウケンサクラ
5 (10)イタリアンレッド
天候:小雨 芝:良
優勝タイム:1.45.4(以下、2・1 3/4・アタマ・クビ) ハロンタイム:12.2 - 10.9 - 11.8 - 12.4 - 12.3 - 11.8 - 11.4 - 10.7 - 11.9 上がり3F:34.0
フミノイマージンは前走(中山牝馬S)同様に、折り合ってじっと脚をためる競馬をすれば強いんですね。少し時計のかかる馬場だったのも幸いしました。淀みない流れでしたし、こういうのが運の巡り合わせというものでしょう。重賞初制覇おめでとう〜。
太宰Jもこれが(ようやく)重賞初制覇。「重賞では頭には買えない」と陰口を叩かれ続けましたが、本当に良かった。他馬の邪魔をしない、清廉な乗り手だとは思います。
お次はオークスのトライアル。天候・馬場だけではなくて結果も大荒れ。
1 (9)バウンシーチューン
2 (15)マイネソルシエール
3 (3)ピュアブリーゼ
4 (8)ハッピーグラス
5 (2)マイネイサベル
天候:小雨 芝:重
優勝タイム:2.03.3(以下、アタマ・クビ・1/2・3/4) ハロンタイム:12.5 - 11.3 - 11.9 - 12.0 - 12.7 - 12.7 - 12.4 - 12.0 - 12.8 - 13.0 上がり3F:37.8
優勝馬(ステイゴールド産駒)は未勝利を勝ち上がったばかりですし、マイネソルシエール(母はマイネソーサリス号)はクラスが上がってから7・12・7・5・9着と、掲示板をわずか一回確保しただけ、ということで、この結果はさすがに驚きです。雨の影響で時計も悪く、これでは桜花賞組との相手関係はさっぱりわからない・・・。3着のピュアブリーゼ(ドイツ血統の真髄である Monsun 産駒)は本番当日が良馬場であれば期待できそうですけど。ともかく、権利を獲得した馬たちはおめでとう〜。
日曜。まずは京都のダート重賞。
1 (3)ゴルトブリッツ
2 (1)ワンダーアキュート
3 (2)バーディバーディ
4 (5)タガノジンガロ
5 (13)ピースキーパー
天候:晴 ダート:重
優勝タイム:1.48.1(以下、1 3/4・2 1/2・3/4・4) ハロンタイム:12.1 - 10.9 - 12.4 - 12.3 - 12.2 - 12.1 - 12.0 - 11.9 - 12.2 上がり3F:36.1
名古屋大賞典で桁違いのレースをしたエスポワールシチーの2着になったワンダーアキュート(今回は位置取りの差が出た)がここは鉄板だろうと思っていたのですが、ゴルトブリッツの強さが際立っていましたね。京都ダ1800は先行有利という定石を守って3角から徐々に進出して直線では突き抜けた。こういう脚抜きの良い馬場も有利に働いたと思います。おめでとう〜。ディープインパクト号の甥で、まだまだ奥深さを感じさせる4歳。素質上位である同期のいとこリルダヴァルに先んじて重賞馬になれて、関係者も嬉しいでしょうね。
23年ぶりの東京開催での皐月賞。今年の3歳牡馬戦線は大混戦模様と言われながらも、終わってみれば、ステップレースで強かった馬がきっちり上位に来ました。すっきりしたような、これで良いのか、というような。
オルフェーヴルは、春のクラシックで5、8着と敗れた兄の無念を晴らす快走。本当におめでとう〜。一冠を獲ったことで、もういい加減「ドリームジャーニーの弟」という呼び名は卒業ですね。
1 (4)オルフェーヴル
2 (1)サダムパテック
3 (8)ダノンバラード
4 (14)デボネア
5 (2)ナカヤマナイト
天候:晴 芝:良
優勝タイム:2.00.6(以下、3・1 1/4・3/4・1/2) ハロンタイム:13.0 - 11.7 - 11.7 - 11.9 - 12.0 - 12.3 - 12.7 - 11.8 - 11.7 - 11.8 上がり3F:35.3
オルフェーヴルは、左回り&騎手ハンデ(だいたい3馬身くらい)を考慮したとしても、今回は人気を落とし過ぎたとは思います。参照、私の桜花賞後の短評。
さて、こうなると、力関係から言って、シンザン記念でマルセリーナに先着したオルフェーヴルの評価は皐月賞出走予定馬のなかでは上げて良いということになるかな?
http://d.hatena.ne.jp/consigliere/20110410/1302435762
まあ、そう考えると、3歳のなかで一番強いのは、桜花賞馬と皐月賞馬に先着したせん馬のレッドデイヴィスでしょうけど!
サダムパテックはスタートでよろけてしまい、その遅れを取り戻そうと脚を使ってしまう苦しい展開に。直線でも前が開かずに、追い出しのタイミングがオルフェーヴルに遅れてしまいました。