ブライアンズタイム号逝去
今は天国のターフで愛息ナリタブライアン号と再会(あるいは初対面?)を果たしている頃だろうか・・・
大種牡馬ブライアンズタイムが放牧中の事故で死亡
4日午前、種牡馬として中央・地方合わせてGI馬16頭、GI勝利数のべ35勝を挙げ、1990年代初頭から日本競馬界における大種牡馬として多数の活躍馬を送り込んだブライアンズタイムが、放牧中の事故により右後大腿骨骨折を発症、繋養先の北海道日高郡新ひだか町静内のアロースタッドの放牧地で、関係者に見守られながら、安楽死の処置が取られた。28歳だった。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130404-00000005-kiba-horse
今さら改めて言うまでもなく、一昔前のノーザンテースト号、そして少し後輩のサンデーサイレンス号やトニービン号らとともに日本競走馬のレベルを大いに引き上げてくれました。
記事にもある通り、直系の子どもたちも恵まれましたが、母父としても偉大であった。その秘密はやはり血統にあります。
(ブライアンズタイムの血統表 | 競走馬データ - netkeiba.com)
Northern Dancer号の血も、(当然のことながら)Mr. Prospector号の血も入っていないわけで、配合相手の選択肢は非常に広かった。米国や欧州、豪州で生産しても産馬は活躍したことでしょう。
しかも、日本においてはサンデーサイレンス系の馬と相性が良かった(ニックス)というのも成功した理由だった。現役のダートスーパースターであるエスポワールシチーも父ゴールドアリュール号(その父サンデーサイレンス号)、母父ブライアンズタイム号です。
謹んでお悔やみ申し上げます。