かぞふれば

かぞふれば 昔がたりに なりにけり 別れは今の 心ちすれども

(千載集・哀傷・花園左大臣室)
 数年前の今日、伯母婿がテレビのインタビューを受け、この歌に詠まれている心と同じことを言っていました。
 おそらく毎年同じ気持ちなのでしょう。会うといつもにこやかにしている、やさしい伯父さん。