2004-08-17から1日間の記事一覧

人名用漢字をめぐる混乱――「屑」(2)

『荀子』の用例文をよみくだしてみると、「此に人有り、屑然として千溢の宝を蔵せば、行貮こうとくして食すと雖も、人は之これを富めりと謂はん」、つまり、「ここに人がいて、もしその人が『屑然』と大金・財宝を手に入れたとすると、食を他人に乞うという…