カタログの宛て字
今日なにげなく買った本。
井上真琴『図書館に訊け!』(ちくま新書 2004年)
要するに「参考図書と司書をフル活用しよう!」という提言でした。参考図書をうまく利用する、という点についていえば、私にもかなり関わりがありまして、実は目下、日本古典文学を勉強しようとする人たち向けのガイドブックの共著者になっています。近日中の上梓を目指しているので、そのときはよろしく。
それはともかく、「カタログ」(catalogue)の宛て字が、
「型録」
だったというのは、一本取られた感じ。これは、その昔「ハーバード・燕京」の連中が、"index"(索引)に、
「引得」
を宛てたのに次ぐ名作だと思います。(「引いて得する」索引)