有馬記念・結果

今年の3歳世代は、ディープインパクトシーザリオラインクラフトといったスターホースが生まれましたが、実は古馬との対決では辛酸をなめ続けていたんですよね・・・。その傾向は、最後まで変わらなかった。
  1 (4)ハーツクライ
  2 (1)ディープインパクト
  3 (6)リンカーン
  4 (10)コスモバルク
  5 (16)コイントス
ハーツクライは、坂の辺りからすでに勝利を確信したのではないでしょうか。JC からの勢いをそのまま持ち込んできましたね。王者の風格が漂う切れ味でした。完勝と言って良いでしょう。「シルバーコレクター」などと揶揄されて、さぞかし悔しい思いを抱いていたのであろうと察するだけに・・・本当に、本当におめでとう。
ディープは、無敗連勝記録が途切れたからといって、悲観することないですよ。Man o' War だって1回負けてる。Native Dancer だって1回負けてる。来年の海外遠征を楽しみにしています・・・。おつかれさまでした。
そして、例年のことで寂しいのですが、このレースで引退という名馬も多い。タップダンスシチーゼンノロブロイオースミハルカ・・・思い出は尽きません。あの「アクシデント」がなければ、必ず凱旋門賞で欧州に勇名を轟かせていたであろう、タップ先生。「最強の銀メダリスト」から「最強の金メダリスト」へ、そして今年は残念ながら衰えを隠しきれなかった、悲運のロブロイ。派手さはなかったけど、いつも一生懸命で、人気以上の走りを見せてくれていたハルカ。これから第二の人生ですが、子どもたちに会えるのを一日千秋の思いでお待ち申し上げております。
最後になりましたけど、五十嵐ジョッキーとのコンビに戻ったバルクが、掲示板に乗ったのは、涙が出るくらい嬉しい。おめでとう・・・。引退するとは聞いていないので、是非とも、是非とも、来年(天皇賞(春)を目指すのでしょうが)も五十嵐Jとタッグを組んで頑張ってもらいたいです。