アーリントンC・予想

NHKマイルC を狙いたい馬が多いので、距離適性に注目したい。

アーリントンカップ 阪神・1600メートル 3歳・GⅢ 15:45発走

  ◎ イースター(5枠8番)
  ○ ゴウゴウキリシマ(2枠3番)
  ▲ キンシャサノキセキ(8枠14番)
  △ レッドバースピン ロジック アマノトレンディー
新馬戦を勝ち上がった2戦目にいきなり格上の京王杯2歳Sに挑戦してデンシャミチのハナ差に敗れたイースターシンザン記念でもゴウゴウキリシマから0.6秒差の4着。しかし、敗因は明らかで、いわゆる展開のアヤというやつです。追い込み一辺倒の不器用な競馬ですが、どちらかと言えば前に行きたがる馬が揃った今回はチャンス。阪神マイルは、前が総崩れしたときに背後で脚をためていた馬の差しが決まることも多い。実績も十分。
イースターと同様に、大崩れしないのが身上のゴウゴウキリシマを対抗に据える。前走は低人気を覆して、重賞(シンザン記念)を制しました。デビューこのかた、一度も一番人気になったことのない馬でして、今回も人気的には微妙でしょうかw 余談:母母マルゼンキールマルゼンスキーの半妹。
台風の目はキンシャサノキセキだと考えています。フジキセキ産駒なのに、なぜ外国産馬?実は、フジキセキが豪州にシャトル種牡馬として出張していた時分に種付けして生まれた子どもなのです。こういう逆輸入も結構なのですが、できればデビューは当地で、そして、海外で大活躍してジャパンカップで父の故国訪問、というパターンが理想かもしれません。それこそ日本競馬が国際化した象徴になります。このキンシャサノキセキもそうであってほしかった一頭。今回で3戦目と、明らかに経験不足ですが、前走では出遅れながらも最後追い込んで、あのアドマイヤカリブを差し切ったという非凡な才能が魅力です。54キロもおいしい。唯一の心配は、枠か。
そういえば、フジキセキ産駒はここ4週連続で重賞を制覇しています。良い流れに乗れるか。
これでも不安なら、人気の一角を担うであろうステキシンスケクン最近ペリエに対する評価ガタ落ちでして・・・)もおさえて。