diffence

『文学・語学』最新号を読んでいたら、政治発言を繰り返すことで有名なK先生が寄稿されていまして・・・。

しかし、国連憲章第五十一条に基づく「自衛」(diffence)という名の軍事行動は、大統領命令だけでできる。だから、第二次世界大戦後の世界の二百ヶ所以上の地域への軍事介入も“diffence”という名の軍事行動だったのだ。
フランク・ランツの調査によれば、“diffence”という言葉に対しては、圧倒的多数のアメリカ国民が「不快」という反応をしめした。当然であろう。“diffence”という名の戦争において、アメリカ合衆国は一度も勝利したことも、世界から賞賛されたこともなく、ただ無駄死をした兵士たちの屍の山を築いただけだからだ。

それにしても、編集部の校正もすり抜けているというのは不可思議ですね。