過去三年のエリモハリアー評

を振り返ってみたいと思います。
 まずは2005年。重賞初制覇がかかっており、6番人気と注目度がまだ低かった。鞍上は北村浩平
 予想:無印(◎はウイングランツ
 結果:1着

巴賞勝ちはまぐれじゃなかった、エリモハリアー、重賞初制覇!おめでとう〜。去年の安定感が戻ってきましたね。優れた牝系で、ジェネラス産駒ですから、距離があっても良さそうなのですが、どうなのでしょうか。

 この時点で、この馬が同レース三連覇を果たすとは夢にも思っていません。


 2006年。堂々の1番人気。鞍上は安藤勝己。連覇を狙うなかで斤量も56キロと手軽で、死角がなかった。
 予想:◎

予想的にはつまらないけど、やはりエリモハリアーが本命で良いのではないかと思う。もともと自在な競馬ができる器用な馬ですし、函館競馬場は得意なコース。巴賞2着の際の鞍上アンカツが再度騎乗するのも心強い。函館記念は荒れる重賞として有名ですが、連覇の可能性は十分あると見た。道悪になれば、さらに有利。

 結果:1着

パワーを要する馬場だと戦前から噂されていた通り、2分5秒と時計はかかりましたが、なかなかの好レースだったと思います。エリモハリアーは、あとちょっとタイミングが遅かったら(ひやっとしましたね)巴賞のときのように前が壁になるところでしたが、アンカツには二度の失敗は許されなかったw 連覇達成おめでとう〜。まあ、今回は、はっきり言って、エリモハリアーに不利な材料を探すほうが大変でした。

 「エリモハリアーに不利な材料を探すほうが大変でした」と、余裕の口ぶりですねw アンカツに生意気な口を叩いているのも微笑ましいw


 2007年。試練の時を迎える。札幌記念以来約1年ぶりとなる巴賞で、まさかの惨敗(11着)。2005年は巴賞1着、2006年は2着で函館記念に臨んでいるので、この結果に「もともと使われながら良くなるタイプ。まだ完調ではない」とか「年齢的(7歳)な衰えか」などと、一気に評価が下落。
 鞍上は巴賞と同じ武幸四郎。しかも、アドマイヤフジサクラメガワンダーといったGI級が参戦するなかでハンデ57キロ。7番人気。悩みました。
 予想:無印(◎はナムラマース

3連覇の偉業を狙うエリモハリアーは休養明けの前哨戦、巴賞を惨敗。叩いた効果があったとしても57キロでは厳しいか・・・。

 結果:1着

エリモハリアー函館記念3連覇を達成!予想で、

叩いた効果があったとしても57キロでは厳しいか・・・。

と書いてしまった自らの不明を大いに恥じているところです。本当におめでと〜!

 エントリのタイトルが「函館記念・結果 畏れ入りましたorz」ですw 道中はずっと中団で我慢し、直線で鮮やかな切れ味を見せて2着以下を完封した、本当にいいレースでしたね。
 北の大地は今年もエリモハリアーを祝福するでしょうか!