次に狙う馬――ヤマニンウイスカー 付・ブラボーデイジーの先週の成績

 ヤマニンウイスカー(父マンハッタンカフェ、母父Sadler's Wells)は土曜の小倉500万下を勝利。窮屈なところを一瞬の脚でこじ開けて伸びてくる競馬で、着差以上の強い内容ではないかと。エリカ賞以来3戦連続2着の鬱憤を晴らしましたが、本来ならこんなところでくすぶっている器ではありません。勝ちきれないのは気性の幼さが原因で、今回も道中は2歳馬じゃないかと思えるほどの集中力のなさ。それでも最後に瞬間的に本気を出して勝ってしまうのだから、地力と素質は相当上でしょう。
 皐月賞は間に合わない気配が濃厚ですが、ダービーでは穴候補として注目したい。精神的な成長が第一条件とはいえ、血統的にも晩成型、長ければ長いほど良さそうで、秋の菊花賞まで視野に入ります。
 その血統ですが、母マダニナはローザネイ号のいとこ。つまり、ロゼカラー・ロサード・ヴィータローザ等の薔薇一族と同門にあたりますね。


 さて、先々週オススメしたブラボーデイジー次に狙う馬――ブラボーデイジー - Cask Strength)が、日曜小倉のメインレースに出走!3番人気を背負って8着に敗退orz 四角回るところですでに手ごたえが怪しかったです。勝ったドリームサンデーが強過ぎたとはいえ、牡馬相手の定量戦はまだちょっと厳しかったかもしれませんね。9日でも申し上げましたが、格上挑戦のハンデ戦辺りがよろしいかと。