函館SS ラジオNIKKEI賞・結果

 藤岡騎乗のエーシンエフダンズが最後の直線で外に斜行、マヤノツルギの進路を塞いだことで降着。毎度のことなのですが、被害馬はどう救済すべきなのか・・・。例えば上がり時計を参考にして、不利がなければ入線していたであろう着順を参考記録として認定するとか・・・難しい問題ですね。マヤノツルギが本当にかわいそう。
   1 (1)グランプリエンゼル
   2 (8)タニノマティーニ
   3 (12)ブラックバースピン
   4 (16)シンボリウエス
   5 (4)アーバンストリート
天候:曇 芝:良
優勝タイム:1.08.5(以下、1 1/2・アタマ+ハナ・1/2・アタマ) ハロンタイム:12.1 - 10.5 - 11.2 - 11.5 - 11.4 - 11.8 上がり3F:34.7
 それはともかく、グランプリエンゼルはおめでと〜。NHKマイルC3着の実績があるとはいえ、あれは展開に恵まれたもので、今回は古馬を相手に通用するとも思えなかったのですが、軽ハンデに助けられましたか。運も実力のうちです。後ろから来た有力馬(優勝した3歳馬より5、6キロ重たい斤量を背負っていた)は激走むなしく一歩届かなかった。
 それにしても、2着タニノマティーニは札幌で穴を開けますね!覚えている方も多いでしょうが、去年はしんがり人気でキーンランドCを優勝。これは記憶しておいたほうがいい。
   1 (5)ストロングガルーダ
   2 (13)サニーサンデー
   3 (2)ストロングリターン
   4 (3)イコピコ
   5 (10)ミッキーペトラ
天候:曇 芝:良
優勝タイム:1.48.3(以下、クビ・1 1/4・クビ・クビ) ハロンタイム:12.4 - 11.3 - 12.0 - 12.3 - 12.1 - 11.9 - 11.9 - 12.0 - 12.4 上がり3F:36.3
 ストロングガルーダは大事に育てられてきて、見違えるほど逞しく成長しましたね。おめでと〜。ゆったりとした流れで先行勢が有利かと思いきや、直線に入ってから力強く伸びてきました。1400でレコード勝ち。血統的(父ダンスインザダーク)には問題なさそうでも、1800はひょっとしたら長いかも?と思われていただけに、ここをこなせると秋が楽しみですね。
 2着のサニーサンデーマーベラスサンデー産駒で二冠馬サニーブライアン号の甥。こちらもまだまだ伸びしろがありそうで、もう少しパワーアップすれば。
 イネオレオは一番人気の「呪い」というよりも、実力不足といったところ。条件はぴったり、しかもライバルのイコピコより2キロ軽い状況でこれ(6着)ですから。