次に狙う馬――バロンビスティー 付・マルモコウテイの成績

 トランセンドによる圧勝劇の興奮冷めやらぬという方も多いと思いますが、ダート戦では土曜新潟8R(柏崎特別、500万下)で13ヵ月ぶりの実戦となったバロンビスティーにも注目していました。4番人気でクビ+1/2馬身(0.1秒)差の3着ですから、相手が揃った長期休養明け初戦にしては上出来ですね!無事に行けば500万は楽々突破、上のクラスでも十分に勝ち負けでしょう。次狙います。
 父スウェプトオーヴァーボード、母プライムタイムサンデー(その父Premiership)という血統の4歳芦毛スウェプトオーヴァーボードはまだ大物を出していませんが、今年は2歳馬が絶好調。産駒は必ずしも早熟というわけではなく、波に乗ると怖い印象ですね。距離が長くなると苦しくなる仔が多いなかで、このバロンビスティーは距離適性の幅もありそうです。
 次に狙うといえば、6月にデビューしたてでまだキャリア3戦ながらも強い競馬で日曜小倉11Rインディアトロフィー(500万下)を勝ちあがったラインドリームも面白いかも。意外に瞬発力がある。昇級戦は様子見が妥当だとは思いますが。
 さて、日曜新潟10R阿賀野川特別(1000万下)に出走したマルモコウテイは、勝浦を背にして8番人気で4着と掲示板を確保。3着とはアタマ差、2着とはそこからハナ差という接戦で連対まであと一歩でしたね〜。良い脚を上がりで見せました。優勝したナムラクレセントとは0.8秒も離されてしまったのですが、ナムラクレセント菊花賞3着・阪神大賞典3着という実績のある馬ですから、相手が悪かった。