神戸新聞杯 オールカマー・結果

 神戸新聞杯では東京優駿1・2着馬が貫禄を見せて他馬を寄せ付けず。今回はそのときと着順が逆になりました。
   1 (2)ローズキングダム
   2 (1)エイシンフラッシュ
   3 (5)ビッグウィーク
   4 (10)タニノエポレット
   5 (3)レーヴドリアン
天候:晴 芝:良
優勝タイム:2.25.9(以下、クビ・3・3/4・3/4) ハロンタイム:13.0 - 11.5 - 13.2 - 12.9 - 12.5 - 12.2 - 12.7 - 12.1 - 12.0 - 11.6 - 10.6 - 11.6 上がり3F:33.8
 春には440キロくらいしか体重がなかったローズキングダムが逞しくなって戻ってきた。この一族は線の細い馬が元々多いのですが、重厚感がありましたね。第4コーナーでエイシンフラッシュと少し接触があったようにも見えましたが、全くひるまずに内を突いて加速。最後の100メートルくらいはクビ差のリードを保ったままダービー馬に抜かせませんでした。強かった。おめでとう〜。コース取りも良かったエイシンフラッシュは、あそこを差せなかったのは少しショックでしょう。まあステップレースですから・・・。
 例年であれば菊花賞はこの2頭が軸になるところでしょうが、今回のレース自体は超スローペースの展開で最後は瞬発力勝負(ダービーの時みたいです)。しかし、今年は、ヤマニンエルブが出てきます。何かありそう。
 さて、オールカマー。いつも思うのですが、ドリームジャーニーは本当に哀れです。陣営はGI以外はやる気がなさそうだし(馬主さんはそれで良いのか)、鞍上は相変わらずの駄乗で「これ前回のレースのVTRなの?」というのを何度も繰り返している。GII馬すらいない今回のレースは必勝、というか、GI3勝馬が負けたら言い訳ができないだろうという状況にも関わらず、「人間がああだから、まあ仕方ないよね、2着でよく頑張りました・・・」という声がファンの間から上がるというのは、どう考えても異常です。
 それでも、シンゲンが勝ったのは素直に嬉しいですけど!本当におめでとう〜
   1 (5)シンゲン
   2 (1)ドリームジャーニー
   3 (6)トウショウシロッコ
   4 (7)サンライズベガ
   5 (2)ジャミール
天候:晴 芝:良
優勝タイム:2.11.4(以下、クビ・クビ・クビ・2) ハロンタイム:12.4 - 11.1 - 12.2 - 11.9 - 12.4 - 11.9 - 12.0 - 12.2 - 11.7 - 11.7 - 11.9 上がり3F:35.3
 骨折を繰り返し、長期休養を繰り返し、7歳にしてようやくこれが17戦目。去年は(レース中の)故障さえなければ天皇賞馬にもなれたかもしれない名馬が見事に復活しました。こちらの陣営には本当に頭が下がります。左回り(東京)は更に良し。今年こそは栄冠に届くかもしれません。無事でいてくれますように。
 ドリジャは逆に東京だと苦しそうですし、どうなりますか。そろそろ引退の二文字が・・・
 トウショウシロッコサンライズベガは相変わらず元気ですね。シロッコもベガも叩いて良くなる。今年の夏は異常に暑かったのに、疲労という言葉は辞書にないのでしょうか。