富士S 菊花賞・結果

 今日はもうほぼ普段通りにまで回復して(関節痛というか筋肉痛も収まりました)、外出もできました。
 菊花賞はいろいろと言いたいことがありますが、まずは昨日の東京マイル重賞から。
   1 (2)ダノンヨーヨー
   2 (14)ライブコンサート
   3 (13)ガルボ
   4 (1)リルダヴァル
   5 (9)ブレイクランアウト
天候:晴 芝:良
優勝タイム:1.32.8(以下、1 1/4・クビ・クビ・アタマ) ハロンタイム:12.1 - 11.2 - 11.7 - 11.8 - 11.5 - 11.1 - 11.2 - 12.2 上がり3F:34.5
 ダノンヨーヨーはついこの間まで1000万下条件で戦っていた馬なのですが、あれよあれよと四連勝で重賞初挑戦にして優勝。おめでとう〜。直線では一度ギアを入れたらそのままグングン加速していきましたね。爽快な末脚でした。伯父にナリタトップロード号、いとこにマツリダゴッホ号。こういう「クセ者」が今の競馬界にはあまりいないので、是非とも渋いところが好きなファンも唸らせるような馬に成長してもらいたいです。もちろん本番のマイルCSでも期待して良いでしょう。
 2着ライブコンサートと3着ガルボはともに忘れた頃に好走する馬で、いかにも予想屋泣かせの馬ですが、力を出し切ればGIIIレベルではこれくらいはできます。特にガルボは初の古馬対戦でよく頑張りましたね。
 リルダヴァルは直線でしばらく前が開かなかったのが痛かった。
 さて、菊花賞。なんというか、逃げたコスモラピュタの津村と、最後は自分から動いて完勝したビッグウィークの川田以外は全員頭剃ったほうが良いのではないか。ビッグウィークは強かった。本当におめでとう〜。春のクラシックに出なかった馬が菊花賞に強い、というのはもはや「傾向と対策」化してきましたねぇ。
 それにしてもバゴ産駒が日本で成功するとはあまり思っていませんでした(オウケンサクラも父バゴ号)。父も鼻高々でしょう。
   1 (7)ビッグウィーク
   2 (1)ローズキングダム
   3 (13)ビートブラック
   4 (5)レーヴドリアン
   5 (11)コスモラピュタ
天候:小雨 芝:良
優勝タイム:3.06.1(以下、1 1/4・クビ・3/4・クビ) ハロンタイム:13.2 - 11.5 - 11.8 - 12.5 - 12.0 - 12.5 - 13.2 - 13.0 - 13.1 - 12.7 - 13.0 - 12.0 - 11.8 - 11.9 - 11.9 上がり3F:35.6
 ペースはほぼ例年通りだったにも関わらず、先頭が独走する縦長のかたちになってコスモラピュタや2番手辺りに控えたビッグウィークにとっては楽な展開。武(ローズキングダム)などは神戸新聞杯みたいに最後の2ハロンくらいの切れ味勝負になるだろうと先入観で思いこんでいるから、前が止まらなくて焦るという失態。バテない脚で積極的に動いたビッグウィークを交わせそうな雰囲気はとてもありませんでした。
 上がり3Fが33.9秒(ローズキングダム)だとか34.1秒(レーヴドリアン)だとか、とても3000メートルを走るレースのタイムとは思えません。余力を残して終わるなんて馬にとって最悪ではないか、一生に一度の挑戦なのに・・・。バラ一族のクラシック制覇の夢はまた来年に持ち越し。
 こう考えると、盟友A氏とも言っていたのですが、セントライト記念で大逃げを打ってゴール直前まで粘ったヤマニンエルブが不出走だったのは残念です。