万葉集4,516首を音響化、刀根康尚氏「MUSICA SIMULACRA」
万葉歌を全て楽曲にしたとな!
世界最年長の電子音響作家、刀根康尚の新作『ATAK016 MUSICA SIMULACRA』が、本日3月9日に渋谷慶一郎のレーベル・ATAKからリリースされた。(中略)同作は、万葉集を独自のプログラムで音響データに変換した刀根のライフワークであり、4,516首を音響化したコンプリート盤。構想・制作に14年もの年月を費やし、2,000時間を越えるCD-ROMと、渋谷慶一郎の編集による60分の抜粋盤、刀根本人執筆による解説ブックレット、さらに直筆のリミテッドサインを収めたスペシャルボックス仕様となっている。また、同作の30秒PVも公開されており、未知なる作品の片鱗に触れることができる。
http://www.cinra.net/news/2011/03/09/105603.php
なるほど。どれどれ・・・
な、なんと申しますか、現代音楽というのは奥深いですなぁ・・・
をををを はれな 手をととのへろな 歌ととのへむな 相模の嶺 をををを
(東遊歌)――おおお、うまく演奏せよ、うまく歌おう、相模の嶺、おおお
まあ、古代の音楽というのは、心を楽しませる以外にも琴を使って神を寄せたりしていますから、そのさまを彷彿とさせてはいます(違う?)。
いつか抜粋盤でも試聴してみます。