「六十四卦フォント」
「六十四卦フォント(64ke Font)」は、古代中国の占い書『易経』の“卦”を表現できるTrueType形式のフォント。Windows 95/98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7でも動作を確認した。現在、作者のWebサイトからダウンロードできる。
http://www.forest.impress.co.jp/docs/review/20110307_430628.html
これ今までなかったのかと思ったら、☰☷☳☴☵☲☶☱、そうか、「八卦」の部分しか実装されていなかったのですね。文字鏡にはあったかな?
いずれにせよ私は実際にはあまり活用することはないでしょうけど、今後必要になったときのために覚えておこう。
私が『易』に関心を持ったのは、中学か高校の時に読んだSFの古典的名作『高い城の男』がきっかけなので、長いこと愛読しているということになります。
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「易学八論」は、唐の孔穎達が『周易正義(周易注疏)』の「序」において「易八論」を著しているひそみに倣った構想である。その点においても、この『易経』について今井が抱いていた企図がいかに巨大なものであったかがうかがわれる。その内容はおそらく、『周易正義』に対して、朱子の易学を中心に八つの論説を組み立てるものであったと思われる。今、想像できることは、上中巻においてあまり触れることのなかった朱子の筮法、朱子の理気論、そして朱子易学の後世展開、宋易の道教への展開等々によって構成されるものになったのではないかということだけである。
(『易経 下』1886頁)