ユニコーンS 安田記念・結果

 安田記念では勝ち馬の名前(「リアルインパクト」)通りの結末を迎えましたね!ディープ産駒、今後もいろいろと常識外れなことをやりそうな予感。
 さて、まずは土曜の3歳ダート重賞から。
   1 (3)アイアムアクトレス
   2 (1)グレープブランデー
   3 (2)ボレアス
   4 (15)タイセイファントム
   5 (8)オメガスカイツリー
天候:晴 ダート:良
優勝タイム:1.36.2(以下、1・2・2・1/2) ハロンタイム:12.3 - 10.7 - 11.3 - 12.1 - 12.6 - 12.3 - 12.1 - 12.8 上がり3F:37.2
 昇竜Sの勝利から中1週というキツいローテでしたが、さすが砂では底を全く見せていないアイアムアクトレス(これでダートは4戦全勝)。今回も消耗戦となったなかで直線の上がりでスピードが衰えなかったこの馬だけ。これは強い・・・おめでとう〜。夏場も苦にしなさそうですし、JDDやダービーグランプリでも中心視して良い。
 グレープブランデーもダート連対率100%(3勝2着4回)をキープする好走。斤量差を考えれば力負けという感じでもない。左回りをこなせたというのも収穫は大きい。ボレアスは今までみたいに伸びる末脚がなくて差し不発。ダートでは大崩れしない安定感がありますけど、上位2頭の馬に対する力関係は決まってしまった感じ?
 さて安田記念南関東ファンとしては戸崎Jの中央GI初勝利というのも本当に嬉しいですよ。もちろん、古馬とは斤量4キロ差、アパパネ(6着)とは2キロ差という斤量差に助けられたのは事実でしょうけど、なにしろ3歳ですからね。戸崎も前の方で折り合って、正攻法の堂々とした騎乗でしたね。
   1 (9)リアルインパクト
   2 (5)ストロングリターン
   3 (3)スマイルジャック
   4 (8)クレバートウショウ
   5 (6)ジョーカプチーノ
天候:曇 芝:良
優勝タイム:1.32.0(以下、クビ・1/2・クビ・ハナ) ハロンタイム:12.3 - 10.7 - 10.9 - 11.5 - 11.6 - 11.2 - 11.6 - 12.2 上がり3F:35.0
 リアルインパクトNHKマイルCでスタートダッシュがつかず、直線でも前が壁になりながらも3着好走。あれくらい走れればここでもひょっとしたら3着くらいは、というのが大方の見立てだったはずで勝つところまでは想像できませんでした。本当におめでとう〜。仕上がりが早そうな馬で成長力はどうなのかと思われていただけに、この時点でビッグタイトルを手にすることができたのは大きい。
 戸崎Jがインタビューで「直線、先頭に立ってから長かった」と述べた通り、掲示板に乗った馬たちもさすが歴戦のつわもので、直線での攻防は迫力満点でどの馬も勝つチャンスは十分にあっただけに惜しかった。
 アパパネは初の着外。ヴィクトリアマイル安田記念というGIローテーションは明らかに厳しいと思う。