ムクドリの巣

 最近、早朝に寝室の外でガサゴソする音がうるさく、カラスか野良猫かなぁ、なんだろう、と気になっていたのですが、今朝、雨戸の戸袋を開けた時にすぐ近くにいたムクドリが飛び去っていった後、戸袋の中を見て少しびっくり。
 (この写真ではわかりづらいでしょうけれど)小枝のようなものが数本入っている。

 検索の結果(http://homepage3.nifty.com/harakicindexotolith/dexmukudori.html)、どうやらムクドリが巣を作ろうとしているようなのです!

ムクドリが営巣に選ぶ戸袋は、戸袋の引き手用の孔が、必ず電線から見える方向の場所のものにしか営巣しないことが判った。これは巣立ちの際、親鳥が雛に巣立ちを促すため、声と姿が至近距離で、かつ直視できる必要があるためと推測される。

http://homepage3.nifty.com/harakicindexotolith/dexmukudori.html#jutakunan

 たしかにあの位置から電線は見える。
 シャッター式雨戸の普及や、そもそも雨戸のない家が増えたことで住宅街に住むムクドリは子育てに大層難儀しているらしい。さもありなん。
 うちの庭でもムクドリのつがいを見かける。きっと「あそこなら良い巣を営める!」と喜んだのだろう。
 野鳥は好きですし、営巣の候補地に選んでくれたことは嬉しい。しかし、あの早朝の騒音には閉口しているのです。万が一、雛が孵るまで放置したら、その鳴き声もけたたましいでしょう。各地ではフン害の苦情も相次いでいるという。
 「あはれその鳥」とは思うのですが、別の地を探してもらいたいので今後は気を付けることにします。本当に、あはれ、としか言いようがないのですが。