フラワーC・予想

出走14頭のうち、重賞は言うに及ばず、オープン勝ちの馬すらいないというのは少し白けます。まあ、去年はダンスインザムードも出てきましたし、過去を振り返ると、かなりの数の出世馬が名を連ねてはいますけど。
展開の中心に座るのは、おそらく三頭: シーザリオ・ラドランファーマ・ウェディングヒミコ。このうちのどれかから本命を打ちたい。
  ◎ ラドランファーマ
  ○ シーザリオ
  ▲ スルーレート
  △ ウェディングヒミコ アルフォンシーヌ
ラドランファーマで堅いだろう。惜敗した二つのレース(クイーンC・赤松賞)は敵手強しというなかで、今回はかなり相手に恵まれたといえます。いかにもパワーありそうな体格も好感。
しかし、真の決め手は鞍上の田中勝春騎手。まだ記憶に新しい先週の同じ条件(中山1800メートル牝馬戦)の中山牝馬Sをウイングレットで勝っています・・・と、思ったら、なんとそれだけではなくて、2月27日の中山記念(やはり中山1800メートル)もバランスオブゲームで勝っている!二度あることは三度ある?!とにかく、道中の折り合いが課題です。
対抗はシーザリオ。2戦2勝、前走はアドマイヤフジに先着しており、経験は浅いけど有実力。わざわざ関東に来るわけですから、勝算十分と陣営は見ているのでしょう。ここは牝馬限定戦ですから、勝ち負けぐらいは確実ですね。本来なら本命でもいいくらいだけど、休み明けということで評価下げ。
スルーレートは、ここではススーっとハナを取って、そのまま楽逃げ・前残りしちゃいそうな気がするんですよ。芝初挑戦でどこまでやれるか楽しみ。
ウェディングヒミコは、体が小さいこともあって、なんとなく頼りない。デビューしたときは390キロですよ!競走能力だけを測れば重賞級だと思うのですが、どれだけ成長したのか、ここは様子見。サクラバクシンオー号の姪にあたる、良血のアルフォンシーヌ(母ラトラヴィアータサクラバクシンオーの全妹なので、血統的には実子みたいなもの)は絶好の枠を引きました。ここはヒモで。