不可解なオチ

はてな」さんでこんな質問が出ていて、懐かしくなりまして。

2ちゃんのコピペで以前オチのないちょっと不気味な話を 目にし… - 人力検索はてな

現時点(18日午前10:30)で言及されているなかで特に有名なのは、この「ナポリタン」話。

ある日、私は森に迷ってしまった。
夜になりお腹も減ってきた。
そんな中、一軒のお店を見つけた。
「ここはとあるレストラン」
変な名前の店だ。
私は人気メニューの「ナポリタン」を注文する。
数分後、ナポリタンがくる。私は食べる。
・・・なんか変だ。しょっぱい。変にしょっぱい。頭が痛い。
私は苦情を言った。
店長:「すいません作り直します。御代も結構です。」
数分後、ナポリタンがくる。私は食べる。今度は平気みたいだ。
私は店をでる。
しばらくして、私は気づいてしまった・・・
ここはとあるレストラン・・・
人気メニューは・・・ナポリタン・・・

「オチが不可解」系の小咄の代名詞みたいなものです。ここにはまだ紹介されていないですけど、この系統の白眉と言ったら、やはり「私の髪は長いから」でしょう。

ある村で少女が言った。
「大変、みんな寝たままなの。」
確かに周囲の民家を調べてみると、村人全員まだ昼間だというのに寝ていた。
老若男女村人全員が寝ているのだ。不思議に思った私は少女に尋ねた。
「何でお嬢ちゃんは起きているの?」
少女は答えた
「だって私の髪は長いもの」
私はしばらく考えた、なるほど、そういうことだったのか。

自分なりに納得できる解釈をひねり出すことはできなかったのですが。*1
得体の知れなさに由来する恐怖というか違和感というか不気味さというか、そういうのは結構好きですね。読者のなかで、これに類するお話をご存知な方はご教示を。

*1:追記 急に思い出しましたが、一部では、「少女の髪は長い」→「それ以外の村人の髪は短い」→「ショートヘア」→「消灯部屋」で納得しようとしていたはず。しかし、到底納得できませんw