世界各地・週末開催競馬の結果
土日の野暮用が結構大変で更新するヒマもなく(天皇賞(秋)も見そびれた・・・)。今日もちょっとしんどいです。
武蔵野ステークス カネヒキリ負けちゃった!サンライズバッカスとは3キロの斤量差があったとはいえ、タイム的には完敗ですね。後ろから行って届かなかったわけで、位置取りに問題はなかったのでしょうか。
1 (2)サンライズバッカス
2 (1)カネヒキリ
3 (7)ヒシアトラス
4 (5)アジュディミツオー
5 (10)ハギノベルテンポ
スワンステークス 荒れる傾向が強いので、穴党は気合いが入ったでしょう(今年に入って不調続きの馬が多かっただけに予想も難しかったでしょうね)。今回も高配当でした。3着入線のウインガーも、その演出に一役買った一頭ですw それにしても、いつもは連に絡んでくるスプリンターズS組が不振だったのも、レベルの低さというものを感じさせてしまいます。関東の富士Sからの連闘という苦しい状況のなかで頑張ったコスモサンビーム、おめでとう〜。本番に向けて、反動が出なければ良いですが。
1 (11)コスモサンビーム
2 (1)サイドワインダー
3 (13)ウインクリューガー
4 (9)マイネルハーティー
5 (7)ビッグプラネット
天皇賞(秋) 去年は中越地震のために御臨席はかないませんでしたが、今年は天覧競馬が実現。おまけに「府中の杜には魔物が棲んでいる」という格言まで復活したようで。2着・3着は当てたのですが・・・ *1 ヘヴンリーロマンスは、展開も利したのでしょうけど、会心のレースだったようで。女帝エアグルーヴ号以来の、牝馬による天皇賞(秋)制覇という偉業の達成、本当におめでとう〜。
1 (14)ヘヴンリーロマンス
2 (1)ゼンノロブロイ
3 (13)ダンスインザムード
4 (9)アサクサデンエン
5 (4)スイープトウショウ
週末には Breeders' Cup も開催されました。
Juvenile Fillies 前半は厳しいペースだったので、先行馬は辛そうでしたが、それがかえって、Folklore *2 の強さを浮き彫りにしましたね!大外から追ってきた Wild Fit も将来性を感じさせる、良い走りでした。
1 Folklore
2 Wild Fit
3 Original Spin
Juvenile Henny Hughes が逃げ切れるかなと思いきや、最後まで諦めずにしっかり追った Stevie Wonderboy *3 が残り100メートルくらいで力強く伸びて見事な逆転。GⅠ馬 First Samurai はスピードに乗り切れず。
1 Stevie Wonderboy
2 Henny Hughes
3 First Samurai
Filly and Mare Turf 前が崩れるなかで、英国馬 Intercontinental *4 はスタートしてハナを奪ってから終始安定した走りで、連覇を狙う Ouija Board の追撃を交わして勝利。全姉である歴史的名牝 Banks Hill に続いての Breeders' Cup Filly & Mare Turf 制覇、おめでとう〜。見ごたえのあるレースでした。
1 Intercontinental
2 Ouija Board
3 Film Maker
Sprint 10戦10勝の英雄 Lost in the Fog が敗れるという大波乱。コーナーで脚を使い過ぎたか?最後の1ハロンで動かなくなってしまいました。追い出しを我慢して直線勝負に賭けた3歳馬 Silver Train *5 が一世一代の大駆け!
1 Silver Train
2 Taste of Paradise
3 Lion Tamer
Mile こちらも番狂わせで、Leroidesanimaux や Singletary らを Artie Schiller *6が抑える。ビッグタイトルにようやく手が届きました。最後は混戦で、白熱した勝負でしたね。
1 Artie Schiller
2 Leroidesanimaux
3 Gorella
Distaff こちらも人気の薄い Pleasant Home *7 が大金星。相手をまったく寄せつけない大差で、まさに圧巻というか。ただ、In the Gold が出走していたら、また違う結果になっていたかも。Ashado は四角で先頭に並んだものの、その後は見せ場を作れず。
1 Pleasant Home
2 Society Selection
3 Ashado
Turf 今年のブリーダーズカップはやや荒れ気味ですね。Shake the Bank が大逃げをうったものの、後続馬は冷静に捌いていました。ということで、展開云々ではなくて、ドイツ馬 Shirocco *8 は強かったですよ。Bago や Azamour に打ち勝ったわけですから、実力は本物。ちなみに、欧州馬が上位を独占しました。
1 Shirocco
2 Ace
3 Azamour
Classic 今年度のアメリカ競馬の集大成のレースで、晩成型 Saint Liam *9 が人気に応えた。直線、2着の Flower Alley が内側で並びかけたところを更に突き放す強い競馬。外枠で距離ロスが大きかったなかで、これは価値ある勝利でしょう。全米年度代表馬のタイトルはほぼ確実です。
1 Saint Liam
2 Flower Alley
3 Perfect Drift
*1:頭は当然、スイープトウショウ。休み明け2戦目のGⅠは過去1着・2着。軸に据えないほうがどうかしている。
*2:父Tiznow、母Contrive。母父Storm Cat
*3:父Stephen Got Even、母Heat Lightning。母父Summer Squall。Summer Squall は Preakness ウィナーで、Charismatic の父です。
*4:父Danehill、母Hasili。母父Kahyasi。本文でも書きましたが、Banks Hill の全妹、Heat Haze の半妹という良血。
*5:父Old Trieste、母Ridden in Thestars。母父Cormorant。こういうマイナー血統は応援したいですね
*6:父El Prado、母Hidden Light。母父Majestic Light。母親も祖母もGⅠ馬。
*7:父Seeking the Gold、母Our Country Place。母父Pleasant Colony。
*8:父Monsun、母So Sedulous。母父The Minstrel。
*9:父Saint Ballado、母Quiet Dance。母父Quiet American。