共同通信杯 シルクロードS・予想

共同通信杯 東京・1800メートル 3歳・GⅢ 15:35発走

11頭立てですが、2歳チャンピオンを含めて重賞馬が3頭も。アドマイヤムーンが朝日杯に出走しなかったので、全員が一堂に会する初めてのレースということになります。この3頭のうちのどれかで決まりそうですが、実はキープレイヤーは斤量56キロ組か。
  ◎ ショウナンタキオン(2枠2番)
  ○ マッチレスバロー(3枠3番)
  ▲ フサイチリシャール(6枠6番)
  △ アドマイヤムーン マイネルグロリアス
本来ならば、スピード自慢のGⅠ馬フサイチリシャールに逆らうのは賢明ではないのですが、まあ、ここはいろいろと期待も込めて。今年のクラシックは3フサイチ(リシャール・ジャンク・パンドラ)のどれか、なんてつまらない話じゃないですか。
というわけで、フサイチ軍団への刺客として、タキオンを送り込む。朝日杯では不発(4着)でしたが、直線の長い府中なら、きっとハマるはず。ここで無様な結果に終わったら、今後は買いにくくなる。
データ的には、500万条件を勝ち上がって勢いに乗る馬がよく連対しています。3強よりも斤量が1キロ有利な、2戦2勝マッチレスバローを対抗に。マイルCS勝ちや、香港マイル3着の実績が光るトウカイポイントの甥っこという関東馬。ここは強敵が揃った格上レースですが、いきなり、という可能性も十分。
シルクロードステークス 京都・1200メートル 4歳上・GⅢ 15:45発走

メンバー表を一瞥しただけで難解だと分かる、そんなレース。山椒のように小粒でピリリと辛い面々が揃いましたが、軸として信頼できそうな馬はいません・・・。
  ◎ コパノフウジン(2枠3番)
  ○ カネツテンビー(5枠9番)
  ▲ アイルラヴァゲイン(7枠14番)
  △ ギャラントアロー タマモホットプレイ ディープサマー
京都の芝は初体験というコパノフウジンカネツテンビーで勝負。中穴狙い。
コパノフウジンは、前走ガーネットSでも明らかなように、本来はダート馬なので、なぜここで芝に替えたのかが気になります。京都の平坦な直線が合うと陣営は睨んだのかな?その選択に賭けよう。休み明けの堅実な成績(2着・2着・1着・3着)を考えれば、55キロはまあまあ恵まれた方だと思います。ベストの距離だし(1着1回・2着2回)、案外なんとかなるかもしれません。
CBC賞では後ろから猛然と突っ込んできて2着に入ったカネツテンビー。そこから斤量−2キロは嬉しいでしょう。持ちタイムも、中山1200メートルで 1.07.7、これはキーンランドスワンと同じですからね。
あとは、NHKマイル3着のアイルラヴァゲインを単穴に。優勝したラインクラフトから0.4秒差ですが、出走した牡馬のなかではトップで、他を圧倒した。もともと素質は高く評価されている。ハイペース勝負が苦手なようで、展開の助けが必要か。
酷量59キロで今回と同じコースの淀短距離Sを楽に逃げ切ったギャラントアローなど、おさえておきたい馬は多い。