クイーンC 京都記念・予想

クイーンカップ 東京・1600メートル 3歳牝・GⅢ 15:40発走

  ◎ ルビーレジェンド(4枠7番)
  ○ アイスドール(6枠12番)
  ▲ コイウタ(6枠11番)
  △ ハネダテンシ プリティタヤス アサヒライジング
去年まで6年連続でサンデーサイレンス産駒が連対していたのですが、今年は遂にサンデーサイレンス産駒の出走は無し。世代交代を感じさせます。
実績や能力を単純に比較すれば、コイウタを頭にするのが素直でしょう。かつては2桁人気の馬もよく連対していましたが、ここ3年は1番人気の馬が期待に応えている。当日の気配にもよりますが、上位人気であれば当然おさえなくてはいけませんね。
ただ、1勝馬でも勝機が十分にあるレース *1 でして、ここは菜の花賞でそのコイウタの後塵を拝したルビーレジェンドで勝負。菜の花賞は休み明けでやや精彩を欠いたように見えましたが、0.2秒差まで粘ったし、今回はデビュー戦を飾った東京に戻って、逆転ありと見た。
アイスドールは東京マイルのOP戦(赤松賞)を完勝している素質馬。阪神JF は最後方からよく伸びたものの、及ばず7着。しかし、この脚は東京コースでこそ真価を発揮するはず。ちなみにアイスドールの父はキャプテンスティーヴ。そして、アイスドールはトゥザヴィクトリーの姪でもある・・・ついついニヤリとしてしまう配合ですよね。思い出しましたか?あの2001年ドバイワールドカップを?
穴のハネダテンシは京都記念に出走するブルートルネードの妹。兄妹同日重賞制覇を達成したら感動的ですが、お兄さんの方が厳しいかな。
京都記念 京都・2200メートル 4歳上・GⅡ 15:45発走

10頭立てと寂しいですけど、7頭の重賞馬+1頭の「重賞未勝利なのはディープインパクトのせい」 *2 という面白い構成なので、好レースが望まれます。
  ◎ シックスセンス(1枠1番)
  ○ デルタブルース(3枠3番)
  ▲ トウショウナイト(2枠2番)
  △ マーブルチーフ
シックスセンスはここで重賞を獲っておきたいですよね・・・。乗替の武豊、京都2200メートルでの連対率は、ここ最近、50%近いなどという、イカサマ的な数字を残しています。唯一56キロの斤量で戦えるのも有利。しかし、芝2000メートル以上の実績が薄いので、完全に信用するのは禁物です。
好位につけてからしぶとい走りを見せるGⅠ馬デルタブルースも軸にしたい1頭。2200メートルは気持ち短いでしょうが、京都外回りはそのGⅠ(菊花賞)をとったときと同じ舞台。最近は日経新春杯組の台頭が著しいものの、かつては有馬記念で不振だった馬がここで盛り返すという例も多かった。
去年の2着馬トウショウナイトは人気を落としたところが買い目だと思っています(つまり、当レース)。休み明けの前走は明らかに重たそうで、叩いたここなら勝ち負けはあるでしょう。

*1:最近ではチューニーシャイニンルビーなど

*2:もちろん、シックスセンスのこと