フローラS アンタレスS・予想

フローラステークス 東京・2000メートル 3歳牝・GⅡ 15:35発走

  ◎ アイスドール(4枠7番)
  ○ ホーリーミスト(7枠14番)
  ▲ オリオンオンサイト(1枠1番)
  △ テイエムプリキュア メジロラルゴ ヤマニンエマイユ
実力的には2歳女王とアイスドールの2頭が一枚上という感じですが、1勝馬もガンガン連対している実績不問レースですから、スンナリとは行きそうもないですね。
そのうちテイエムプリキュアは△止まり。東京コースは歓迎でしょうが、チューリップ賞桜花賞という激戦を繰り広げ、そして中一週でこのオークストライアルというローテーション・・・かなり疲弊しているでしょう。
未勝利戦あがりのホーリーミストは、1400m(8着)→1600m(5着)→1800m(2着)→2000m(1着)と、距離が延びるごとに成績をあげてきた。血統の裏づけもあり、スローにならなければ面白い。
▲はオリオンオンサイトフラワーCでは桜花賞キストゥヘヴンに離されてしまいましたが、本命アイスドールとは0.1秒差で、健闘したといえます。東京の開幕週では先行力のある内枠の馬を一応おさえなくては。
メジロラルゴ(近親にメジロラモーヌ号)やヤマニンエマイユ(父ホワイトマズル、母父トニービン)といった辺りは出走権を得るための苦しい戦いになるけど、本番オークスで見てみたい血統ですね。同日の京都メインに出走するヒシアトラスの妹アクロスザヘイブンや、ミモザ賞勝者マイネサンサンも要注意。


アンタレスステークス 京都・ダート1800メートル 4歳上・GⅢ 15:45発走

  ◎ ヒシアトラス(6枠11番)
  ○ フィフティーワナー(7枠13番)
  ▲ フィールドルージュ(7枠14番)
  △ サカラート ベラージオ プライドキム
59キロ背負いながらもマーチSを完勝したヒシアトラスの走りは、圧巻、の一言。そして今回は57キロ(サカラートは58)と恵まれた。ここは堅いのでは?
ヒシアトラスサカラートという軸はちょっと危険なので、サカラートの評価を下げ、かわりに上位争いをしてもらいたいという期待も込めて4歳馬2頭に注目。Fusaichi Pegasus 産駒のフィフティーワナーは2回の放牧を挟みながらダート4連勝中。いずれも圧勝で、重賞級の器であることは間違いなさそう。万全の態勢か。フィールドルージュも今年に入ってからの安定感は抜群。上がり馬だと言っていいでしょう。父の Croco Rouge 号は種牡馬としては大成しなかったのですが・・・。
両馬ともここは格上挑戦なので、見せ場もなく惨敗という可能性もなきにしもあらず。保険のためにオープン・重賞クラスで好走経験のある馬もおさえておく。
ピットファイターは人気を落としていたら買いですが、正直どうでしょうね。仁川Sでヒシアトラスに先着したエンシェントヒルはゲート下手と追い込み一辺倒の脚質がここでは不利な材料。見送り。同じ差し馬なら、むしろクワイエットデイの方が良さそう。