宝塚記念・結果 歴史の生き証人に

 十年来の親友が久しぶりに日本に来たので、競馬観戦に連れ出して、日本史上最強馬を見てもらいました(記念に、ディープインパクト単勝馬券を贈呈)。競馬を見るのはほとんど初めてということでしたが、そういう人でもディープの強さは一目瞭然。
 それから、全馬無事でしたね。本当に良かった。
  1 (1)ディープインパクト  ◎
  2 (10)ナリタセンチュリー
  3 (9)バランスオブゲーム
  4 (4)ダイワメジャー
  5 (6)カンパニー
 天候:雨  芝:稍重
 優勝タイム:2.13.0(以下、4・3/4・1 3/4・ハナ) ハロンタイム:12.8 - 11.3 - 12.1 - 11.9 - 12.1 - 12.7 - 12.4 - 11.9 - 11.3 - 12.3 - 12.2 上がり3F:35.8
 「力関係がはっきりしている日本でこれ以上レースをすることに意味があるの?」という声も一部ではあったようですが、それは皮相的な批判。エルコンドルパサー号の時のように、何ヶ月も前から現地入りして準備をするならともかく、前哨戦無しで本番に臨むという方針が決まっていたわけですから、第三コーナーに坂があり、最後の直線は平坦というロンシャン競馬場と雰囲気的に似ている京都競馬場で予行演習しておこうというのは、自然な流れでしょう。この宝塚記念なら距離的にも天皇賞(春)より本番の条件(2400メートル)に近いですし、時計がかかる稍重の芝を経験できたのも大きかった。
 ディープといえども、世界遠征、しかも欧州最高峰レースへの挑戦は大変だと思います。しかし、すでに伝説の域に達しているこの名馬なら、きっと・・・!