捏造事件で抹消された旧石器時代遺跡が、再度登録される

 砂田佳弘「石器から石・器へ」(『月刊考古学ジャーナル』8月号)

折りしも、2006年6月23日付けの、捏造経緯で抹消された宮城県No.29094遺跡、加美町の薬莱原15遺跡が旧石器時代の遺跡として再登録された記事がある。行政上の遺跡抹消は極めて重大である。ましてや未曾有の捏造に絡んでの時代抹消であった。今回の抹消取消しはどのようなスタッフで、行政的同義的考古学的な検証を経ての結論なのだろうか。

 税金が使用されるわけですから、宮城県は情報を公開する義務があるでしょうね。宮城県民のみなさん、こちらをどうぞ→http://www.pref.miyagi.jp/jyohokokai/