菊花賞・予想

 三冠の栄誉がかかっているレースでの石橋騎手のプレッシャーは大きいでしょうけど、ダービーの時よりは楽に乗れるのでは?
 そんなことよりも、ファンが揃って憤慨しているのは、ドリームパスポートの乗替ですよね・・・陣営は一体全体何を考えているのでしょうか。ダービーのときと同じ憂き目に遭った高田騎手は一人悔し涙を流したことでしょう・・・。皐月賞2着、神戸新聞杯1着。高田に何の落ち度があったというのだ。興醒めですよ・・・。
 ま、それはともかく、四強(?)の争いですかね(結局、マルカシェンクは切りましたけどね)。菊花賞はこの数年、荒れる傾向が強いのですが、どちらかというと素直な予想で。

菊花賞 京都・3000メートル 3歳・GⅠ・馬齢 15:40発走

   ◎ メイショウサムソン(6枠12番)
   ○ ドリームパスポート(7枠13番)
   ▲ ネヴァブション(3枠6番)
   △ アドマイヤメイン トーホウアラン アクシオン
 メイショウサムソンは三冠目前。前走の神戸新聞杯で直線ヨレヨレになったのは不安材料といえば不安材料ですが、それでもほぼ勝ちに等しい走りでしたし、2000メートルの神戸新聞杯の結果はそれほど重要視しなくてもいいです。距離延長は大歓迎のオペラハウス産駒。二年連続の三冠馬、きっと見られます。
 「この馬に一冠を!」という関係者の執念は理解できますが、上でも書いた通り、乗替だけは納得できないドリームパスポートが対抗。馬は何も悪くないので、たしかに一冠取らせてあげたいですが、この距離はどうだろうか。ただ、京都は連対率100%で、得意なコースではある。中京でもそうだったのですが、平坦コースだと、切れる脚が十二分に活きるのでしょう。打倒サムソンの最右翼。
 穴はネヴァブションで。前走、古馬を相手に2500を走って、最後に後ろからまとめて差し切って勝った、そのスタミナを評価する。母父 Mill Reef で、曾祖母に Pistol Packer という重厚な欧州血統で、この距離に十分対応できそう。
 セントライト記念組から選ぶとすれば、京都初挑戦というのが気になりますが、ミストラルクルーズですね。アペリティフも、この距離なら巻き返しアリ!