小倉大賞典・予想

 今年初のローカルハンデ重賞です〜。毎年そうなのですが、はっきり言って難解。
 別定戦だったら、エイシンドーバーマルカシェンクのワンツーでほぼ決まりなのですがねぇ。

小倉大賞典 小倉・1800メートル GⅢ・4歳上・ハンデ 15:30発走

   ◎ ナスノストローク(1枠1番)
   ○ マヤノライジン(4枠8番)
   ▲ エイシンドーバー(3枠5番)
   △ マヤノグレイシー アサカディフィート グロリアスウィーク
 結局、マルカシェンクは切った。こういうときに限って鉄板決着だったり、3着に滑り込んだりはするのですが。そのときはそのときだ。
 ◎ナスノストロークは前走の昇級戦(1600万条件)で強い競馬を見せた。結構厳しいローテンションで臨む一戦ですが、目下2連勝中。この馬、一旦勢いに乗るとその勢いが持続する傾向があり(ただし、落ちると再浮上にまた時間がかかる)、今回が3連勝を狙うべく、最後の輝きを放つレース。持ち時計の悪さは、軽ハンデ53キロでカバー。枠がちょっと不安ですが、自在性はあると思う。
 重馬場に脚をとられたのが前走の敗因っぽい感じの○マヤノライジン。先行しながら今一つ伸びが足りない走りが続いている善戦マン(必ずしも悪くはないのですが・・・)。この距離は堅実な成績を残していますし、小回りコースに対する適性はこのメンバーのなかでもトップレベルのはず。
 小倉はコース適性が物を言いますから、メイショウカイドウがいない今、「小倉王」の称号を名乗る資格があるエイシンドーバーは外せない。しかも、エイシンドーバーは「冬場は買い」が定説。ゴール前でよく伸びる脚は健在だ。56キロですし、案外あっさりと勝っちゃうかもしれません。
 小倉巧者という点ではマヤノグレイシーも負けていない。時計が速くなる馬場だと追い込みづらいとは思うけど、小倉も今日で5日目。展開が向けば、ここでも実力上位。アサカディフィートは9歳にして、なお意気軒昂。57.5キロは全く問題にならない。スローペースになっても粘れる脅威の差し脚がある。能力はあるのにレース勘が戻っていなくて苦戦続きのグロリアスウィークも叩き3戦目。ヒモでおさえておく。
 ワンモアチャッターマチカネオーラ、フォルテベリーニ、ツルマルヨカニセ・・・印をつけなかった馬も多士済済な顔ぶれで、楽しみな一戦。