Super Bowl 余談

 昨日は思いもよらなかった我が宗門 Bears の惨敗で、真昼間から床に伏せて悶々と、古代の歌、

みつみつし 久米の子らが 垣本に 植ゑし山椒 口ひひく 我は忘れじ 撃ちてしやまむ

――勢い盛んな久米部の者たちが垣のところに植えた山椒を食べると口がひりひりする。そのように、私は復讐の思いを忘れまい。敵を撃たずにはおくものか――と口ずさんでいたのですが、今朝ようやく落ち着きました。
 ニュースを見て、ちょっと驚いたことが。
 http://www.sanspo.com/sports/top/sp200702/sp2007020601.html

 愛息を失った悲しみも乗り越えた。昨年12月に二男ジェームズさんが18歳で自殺。第1シードでプレーオフに進みながらス軍に敗退した。「チームに迷惑をかけたし、家族のことも顧みていなかった」と落ち込んでいたが、監督通算11年目で初制覇。現役時代にも優勝を経験しており、史上3人目の選手と監督で覇者となる快挙を成し遂げた。
 ジェームズさんの角膜は、今回の決戦地マイアミと同じフロリダ州タンパに住む男女に提供された。亡き息子の目に、晴れ姿を焼き付けた。

 亡くなったとは聞いた記憶がありますが、自殺だったとは・・・。orz 苦しかったろうに、よく耐えて栄冠をつかむことができましたね。また泣きそうだ。
 あと、「現役時代にも」というのは、あの黄金時代の Steelers のことですね。