岩手県の選挙に目を向ける

 都知事選ばかりが目立っていますが、あそこはもうドクター・中松外山恒一でいいです。競馬ファンにしてみれば、岩手県の動向こそが一番の注目。改めて贅言を要しませんが、岩手競馬の廃止は到底容認できない*1
 県知事選での各候補のマニフェストの中身を晒した岩手日報、GJ。

  県議会で330億円の巨額融資議案が否決された後、一転可決された県競馬組合の存廃問題が統一地方選の争点として浮上している。知事選に立候補した5候補は、それぞれマニフェスト(公約集)や公約などで岩手競馬の対応を示したが、存廃方針は分かれている。岩手競馬は存続へと動きだしたが、巨額負債の原因と責任、今後の経営見通しは、依然あいまいなままだ。有権者と同時に納税者でもある県民が、330億円の税金投入をどう判断し、投票行動を取るのか注目される。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070326_4

 「存続」を明言しているのは、芦名鉄雄候補とグレート・サスケ候補だけか・・・orz まあ勝算がないわけではないが、頼りないな。
 そして、何と言っても鍵を握るのは予算案を審議する県議会の選挙ですよ(むしろこっちのほうが大事か)。県議選候補者の公約・マニフェストを、心ある競馬ファン(で、なおかつ時間のある)の誰かまとめてくれませんかね・・・(T_T) 誰がどんな主張をしているのか、ネット上ではさっぱりわからない。→
 民主党がこの件について、まだ対応策を発表していないというのもけしからん(http://www.minshu-iwate.com/manifesto_index.htm)。

*1:「国際化」「開放」の流れはより一層加速するわけですから、日本馬産界のリストラと構造改革が急務なのは当然ですけどね。これを機に岩手競馬も血と汗を流さなくてはいけないだろう。しかし、みんな同じ問題意識を抱えているのに、典型的な「総論賛成、各論反対」状態に陥っています・・・。日本の某トップブリーダーは公然と「抵抗勢力」化していますし。五年後、十年後が本当に心配です。