カネヒキリ賛歌――ジャパンカップダート・結果

 泣きました。この熱い気持ちが冷めないうちに。
   1 (4)カネヒキリ
   2 (7)メイショウトウコン  △
   3 (1)ヴァーミリアン  ◎
   4 (6)サンライズバッカス  ▲
   5 (11)ブルーコンコルド  △
天候:晴 ダート:良
優勝タイム:1.49.2(以下、アタマ・クビ・1 3/4・アタマ) ハロンタイム:12.4 - 11.2 - 13.1 - 11.7 - 11.8 - 12.4 - 12.0 - 12.1 - 12.5 上がり3F:36.6
 (○(2)サクセスブロッケン、8着)
 屈腱炎は競走馬生命を断つほどの大怪我です。カネヒキリが棒に振った4歳〜6歳は、人間でいえばまさに働き盛り。ヴァーミリアンをおさえて先頭でゴールしたとき、カネヒキリの脳裏には何が去来したでしょうか。この間のカネヒキリの心情を思いやると、切なくなります。自分がレースに出られない間、同期のライバルは国内GIを連勝し「日本最強馬」の称号をほしいままにしていました。
 普通だったら性根が腐るはずです。
 「不撓不屈」を定義せよ、と言われたら、静かにカネヒキリを指差せばいい。頭が下がります。この気高さの前では本当に忸怩たる思いがしますね。人間もまた、どんな逆境でも諦めてはいけない。