東海S 優駿牝馬・結果

 白熱したオークスの前に東海Sの結果を〜
   1 (2)ワンダースピード
   2 (3)アロンダイト
   3 (4)ボランタス
   4 (8)マコトスパルビエロ
   5 (7)エスケーカントリー
天候:晴 ダート:良
優勝タイム:2.23.7(以下、1 1/4・クビ・1 1/2・2) ハロンタイム:7.1 - 10.8 - 12.3 - 13.4 - 12.8 - 12.0 - 13.7 - 12.3 - 12.3 - 12.4 - 12.1 - 12.5 上がり3F:37.0
 上がり馬ウォータクティクス(1番人気)が二週目の段階でズルズルと後退して「まさか怪我では・・・」と心配したのですが、どうやら途中で競馬をやめちゃったようですね。しかし、競りかけられたときに掛かってしまって失速するとは、意外な脆さを発見した感じ。
 それにしてもワンダースピードは強かった。スピード・スタミナ兼備でペース不問なのですから、これはもう他の馬は手の出しようがない。平安S以来、勝っても負けても内容の濃い競馬を続けていて、安定感は抜群。おめでと〜。そのなかにあって、2着のアロンダイトは最後に優勝馬に交わされてしまいましたけど、GI馬としての輝きを一瞬見せましたね!しかし、左回り「だけ」が強いという評価が定着しちゃいそう。
 さて、優駿牝馬!御覧の通り、上位3着は桜花賞の着順のまま。ということは、これがこの世代の絶対能力の差なのでしょう。
   1 (1)ブエナビスタ
   2 (2)レッドディザイア
   3 (4)ジェルミナル
   4 (6)ブロードストリート
   5 (3)ディアジーナ
天候:晴 芝:良
優勝タイム:2.26.1(以下、ハナ・3・1 3/4・1 1/2) ハロンタイム:12.4 - 11.3 - 12.3 - 12.5 - 12.5 - 12.5 - 12.6 - 12.6 - 12.6 - 11.7 - 11.1 - 12.0 上がり3F:34.8
 レッドディザイアは完璧なレース運び。後方一気の女王を負かすにはこれしかないという好位置からの抜け出しを図る戦術。それで最後ねじ伏せられてしまうのだから、東海Sと同様に、これは負けた馬はもうどうしようもない。勝った馬を素直に誉めるしかないでしょう!ブエナビスタ、本当におめでと〜。凱旋門賞では斤量54キロくらいで走れるのかな?制度改正の前になんとか偉業を達成してもらいたいw
 それから、桜花賞のとき以上にヒヤヒヤしたこの騎乗、どうにかならないでしょうか。